メルセデスAMG F1 W03の鮮明な画像が流出した。メルセデスAMGは、16日(木)にシルバーストンで2012年F1マシン「F1 W03」のシェイクダウンを実施。ネット上には動画が流出し、メルセデスAMGもシェイクダウンを行ったことを認めている。ミハエル・シューマッハが走らせている画像では、メルセデスAMG W03が他の2012年F1マシンと同様に段差ノーズを採用していることがはっきりと確認できる。
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、以前からW03に段差ノーズが採用されることを認めていた。「ノーズは最も話題となっている問題だ。他と同様に段差ノーズだ。本当に素晴らしいソリューションであり、非常にダイナミックだ」メルセデスAMGは、先週のヘレス・テストで新マシンをデビューさせるのではなく、ファクトリーでW03の開発を進めることを選んだ。そのため、ライバルチームは、メルセデスAMGが革新的なソリューションを搭載していると考えている。レッドブルのデザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイは「彼らは(開発)競争から何かを隠したがっていると思う」と Sport Bild にコメント。「素早くコピーできるものに違いない。そうでなければ、それを秘密にしておこうとはしないはずだ」同じくレッドブルのヘルムート・マルコも「彼らはマシンのフロント部分に何か特別なものを搭載しているようだ」と述べた。メルセデスAMGは、W03のフロントウイング部にFダクト効果を生むソリューションを搭載してくると噂されている。関連:・メルセデスAMG、F1 W03を発表 - 2012年2月21日・メルセデスAMG F1 W03 - 主要諸元表
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