マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ル・マン24時間レースへの復帰がブランドの国際的なプロモーションにうまく合致すると考えている。マクラーレンは、1995年にJ.J.レート/ヤニック・ダルマス/関谷正徳が走らせるランザンテ モータースポーツのマクラーレン F1 GTRがル・マン24時間レースで優勝している。
「我々はル・マンを制したし、レースは我々の歴史だ。マクラーレンというブランドがレースをすべき場所を決めるのも私の仕事の一部だ」とザク・ブラウンは Autosport にコメント。「ル・マンへの復帰は、我々が見極め、検討してきたものだ。個人的にル・マンで我々が走るのを見たいと思っている。そのような見解を持っているのは私一人ではない」だが、マクラーレンのル・マン復帰の最終決定はマクラーレン・オートモーティブのCOOを務めるマイク・フレウィットによってなされるとザク・ブラウンは強調した。ザク・ブラウンは、マクラーレンがル・マンに復帰するのはGTEクラスが最も可能性が高いとしているが、LMP1プロトタイプの製造についても「可能性はなきにしもあらず」としている。だが、WEC参戦を含めたGTEプログラムにも「まとめるには数年かかるだろう」とザク・ブラウンは語った。
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