マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとともに2019年のインディ500に参戦することを発表した。今年でF1からの事実上の引退を発表しているフェルナンド・アロンソが、インディ500に再挑戦することが発表された。F1モナコGPとル・マン24時間レースを制しているアロンソは、グラハム・ヒルに次ぐ、史上2人目の“3冠”達成をキャリアの目標に掲げている。
フェルナンド・アロンソは、昨年のF1モナコGPを欠場してインディ500に参戦。27周をトップで走り、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得する走りを見せたが、179周目にエンジントラブルによってリタイアしている。マクラーレンとフェルナンド・アロンソは2019年のインディカーへのフル参戦は否定していたものの、インディ500へのスポット参戦の可能性を示唆していた。昨年はF1でエンジンパートナーだったホンダ、アンドレッティとの提携によって“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”として参戦したが、現時点ではどのチームと組むのか、ホンダとシボレーのどちらのエンジンを走らせることは発表されていない。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「ブリックヤードとこの素晴らしいレースへの帰還を楽しみにしている」とコメント。「マクラーレンはインディ500と長く親密な関係を築いており、フェルナンドと我々にとって未完成のビジネスだった。インディ500は簡単な仕事ではないし、大きなチャレンジだ」「我々はレースとコンペティターを最大限にリスペクトしている。我々は幻想は抱いていない。だが、マクラーレンは、フェルナンドと同じように何よりもまずレーサーだ。全力を尽くすつもりだ」フェルナンド・アロンソは「しばらくの間、3冠を達成したいという僕の願望を明らかにしてきた。2017年のインディアナポリスは信じられないような経験だったし、あの場所に戻る機会があるなら戻らなければならないことは心の中でわかっていた」とコメント。「マクラーレンと一緒に戻ることができることを特に嬉しく思う。チームがやると決めた場合、それがずっと僕のファーストチョイスだったし、彼らが進めることを決めてくれたことを嬉しく思ってる」「タフなレースだし、僕たちはベストと対戦することになる。大きなチャレンジだ。でも、僕たちはレーサーだし、それが僕たちがレースをしている理由だ。最も楽しみにしていることのひとつは再びファンに会えることだ。彼らは本当に素晴らしいからね」
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