2025年のFIA F2王者レオナルド・フォルナローリは、マクラーレンのリザーブ兼開発ドライバーとしてF1への準備を進めており、2027年のフルタイム参戦を目標に掲げている。21歳のイタリア人ドライバーは、アンドレア・ステラ率いるマクラーレンの育成プログラムの一員となり、今季からグランプリ現場での業務を開始。さらに複数のFP1セッションへの参加も予定されている。
マクラーレンで進むF1への準備フォルナローリは現在の環境について高く評価している。「とても良い状態だ」とフォルナローリは語った。「マクラーレンは若いドライバーを成長させる方法を知っている」「テストも準備もシミュレーター作業も、すべて順調に進んでいる」フォルナローリは最近、準備プログラムの一環としてシルバーストンで2023年型マクラーレンをドライブした。「レーシングカーに乗るのは久しぶりだったので、最初の数周は衝撃だった」「特に驚いたのはブレーキング性能と、高速コーナーへ持ち込めるスピードだ。本当に言葉を失った」2026年F1レギュレーション開発にも貢献現在の主な役割は、2026年F1レギュレーションに対応するためのシミュレーター開発作業だ。新規則では内燃機関と電力出力の比率が大幅に変更されており、エネルギーマネジメントが重要なテーマとなっている。「毎戦のレースウイーク前にシミュレーター作業を行っている。レースドライバーと同じプログラムをこなしている」「電気エネルギーの使い方については、まだ多くの発見がある」2026年F1シーズンでは複数のドライバーがエネルギーマネジメントの難しさを指摘しており、フォルナローリもその開発プロセスに深く関わっている。ノリスとピアストリから学ぶ日々マクラーレンの現役ドライバーであるランド・ノリスとオスカー・ピアストリからも多くを学んでいるという。「彼らはあらゆる形で助けようとしてくれる」「そして僕もチームに貢献しようとしている」現F1世界王者争いの中心にいる2人と日常的に仕事ができる環境は、フォルナローリにとって大きな財産となっている。目標は2027年F1参戦将来の目標について問われると、フォルナローリは迷いなくF1を挙げた。「来年にはF1にいたいと思っている」一方で、他カテゴリーへの関心も隠していない。「でも魅力的な道は他にもある。インディカーもハイパーカーも非常に興味深い」現在メルセデスでF1世界選手権をリードするアンドレア・キミ・アントネッリとの再会も望んでいる。「できるだけ早くキミと一緒にF1でレースをしたい」「今はイタリアのモータースポーツにとって素晴らしい時代だ」F2王者としてマクラーレンの育成体制に加わったフォルナローリは、FP1走行やシミュレーター開発を通じて着実に経験を積み重ねている。マクラーレンのレギュラーシートはランド・ノリスとオスカー・ピアストリが長期契約を結んでいるため空席は見当たらないが、F1参戦を目指す有力候補の一人として今後の動向が注目される。