マクラーレンは、世界最先端のブロックチェーンであるTezos(テゾス)をチームの公式ブロックチェーンパートナーとして選択し、F1、インディカー、esportsにまたがる新しい複数年の技術提携を締結した。マクラーレンは、エネルギー効率が高くアップグレード可能なTezosネットワークを利用して、ファン体験を中心とした非代替トークン(NFT)プラットフォームを構築する。
Tezosは、資産とアプリケーションのためのオープンソースで、効率的なオンチェーンガバナンスによって自らをアップグレードすることで、継続的に進化するブロックチェーン。マクラーレンは、その輝かしいレースの伝統と、チームに所属している有名ドライバーのラインナップを生かした専用プラットフォームを構築し、他に類を見ないNFTファン体験を提供していく。Tezos社とマクラレン社にとって、イノベーションによる持続可能性(サステイナビリティ)は重要となる。クリーンなNFTとエネルギー効率の高いネットワークを採用することで、クリエイティブな表現を共有するこの新しい方法の良い影響が、不必要に大きいエネルギー消費によって相殺されないようにしている。従来のProof of Workを採用しているブロックチェーンとは異なり、Tezosの先進的なProof of Stakeのメカニズムではネットワークの安全性を確保するために必要となるエネルギーは、ビットコインやイーサリアムなどのProof of Workを採用しているネットワークと比較して200万分の1にまで抑えることができる。これにより、Tezosはエネルギー消費を最小限に抑え、二酸化炭素排出量をほぼ完全に無視できるクリーンな運用を実現している。このパートナーシップの一環として、Tezosブランドは、マクラーレンのF1ドライバーのランド・ノリスとダニエル・リカルド、アロー・マクラーレンSPのドライバーのパトリシオ・オアードとフェリックス・ローゼンクヴィストのレーススーツをはじめ、チーム全体の様々なところでアピールされる。リンジー・エックハウス(マクラーレン・レーシング ライセンシング、eコマース、esports担当ディレクター)「Tezosとマクラーレン・レーシングが協力して、ファンのためのユニークなNFTプラットフォームを構築することは、エキサイティングで急速に発展している業界において、革新的な一歩となります。マクラーレンは、ファンの皆様を第一に考えることで知られていますが、今回の提携により、ファンの皆様がチームの重要な部分を所有することができるようになりました。我々は、Tezos社とのプラットフォームを立ち上げ、F1、インディカー、esportsの各チームでカスタムメイドのNFTを作ることを楽しみにしています」フーベルトゥス・ソンハウザー(Tezos Foundation 会長)「マクラーレン・レーシングは、F1レースにおいて最も長く輝かしい歴史を持っていて、彼らがNFTファンエンゲージメントプラットフォームを通じてTezosブロックチェーンをその歴史に加えることを選択したことに興奮しています。ブロックチェーンのコンセプトは進化しており、より速く、より安全で、より効率的になっています。この進化をフォローし続けるには、この急速なイノベーションのペースに追従できるブロックチェーンが必要です。世界中のブランドが新しいファンとのエンゲージメントを模索している中、オリジナルで最速の進化を遂げているブロックチェーンであるTezosは、イノベーションの最前線に立ち続け、繁栄し、急成長しているエコシステムの中で現実世界にも価値をもたらすソリューションを提供しています」
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