マクラーレンF1は、2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPで、スポンサーである石油会社であるガルフオイルのレトロなブルーとオレンジの“ガルフカラー”を纏ったMCL35Mとレーシングスーツで戦うことを発表した。この明るいブルーは、レーシングファンは伝説的なガルフブルーの組み合わせをすぐに思い浮かべる。ブルース・マクラーレン時代、ガルフオイルがチーム・マクラーレンを後援し、チームはレタリングにガルフブルーとパパイヤオレンジ色スキームを使用していた。
ガルフオイルは、2020年7月からマクラーレンのパートナーを務めている。マクラーレンF1は、YouTubeのライブストリームでF1モナコGP限定カラーのMCL35Mを発表。ランド・ノリスとダニエル・リカルドが着用するおしゃれなレーシングスーツを紹介した。「クールだと思う。チームにとっては新たなコストだと思うけど、それはさておき、レーシングスーツだけでなく、チームの帽子に至るまでのカジュアルウェアを本格的に行うことに誰もが参加できるのは素晴らしいことです」とダニエル・リカルドは語った。「本格的なオールドスクールでかなり素晴らしい」とランド・ノリスは付け加えた。「僕たちだけがこういうことをやるのはいいことだと思う。2台がターン1でクラッシュしない限り、みんなが僕たちに注目する。1つのレースをよりエキサイティングなものにしていくれる。みんながこういうことをすればクールだろうね」「特にウィリアムズやフェラーリを持っているときはね。まあ、フェラーリは赤くなるだけだろうけど! 多くのチームが何年にもわたって素晴らしくてユニークなデザインを持っているし、みんなが独自にこういうことをすればクールだと思う」マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、このようなイベントを実施して“ファンを混乱させ、アイデンティティを失う”ことは望まないが、年に数回、ある程度のレトロなテーマを採用したいと語る。レトロなレーシングスーツだけでなく、ランド・ノリスはF1モナコGPで着用するヘルメットにガルフカラーを取り入れたスペシャルなものにする。ダニエル・リカルドは「レトロになる」ことを確認したが、彼のヘルメットは「ガルフのカラーリング」ではなく、マクラーレンの歴史に沿ったものになるとしている。最近、フェラーリは、2020年のF1トスカーナGPで特別なカラーリングで1000回目のグランプリを祝った。一方、2019年のF1ドイツGPでは、メルセデスF1のスタッフは伝統的な服を着て、モータースポーツでの125年の競争を記念してマシンに伝統的なデザインを施した。 この投稿をInstagramで見る McLaren(@mclaren)がシェアした投稿
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