マクラーレンは、F1ヨーロッパGPの予選で、ルイス・ハミルトンが1番手、ヘイキ・コバライネンも2番手に続き、フロントローを独占した。前戦ハンガリーGPでルイス・ハミルトンが初優勝を遂げるなど、ここ数戦で大きな進歩を遂げているマクラーレン。今回マクラーレンは、今後を見据えてルイス・ハミルトンにショートホイールベース化した新シャシーを投入。ヘイキ・コバライネンは従来型のシャシーだが、揃ってライバルを上回るパフォーマンスをみせた。ハミルトンのポールポジションは今シーズン初となる。
ルイス・ハミルトン (1番手)「ハンガリーで優勝したあと、僕たちは他がギャップを縮めたかどうかわからずにここに来た。明らかに僕たちはまだ競争力がある。長い間、このレベルのパフォーマンスを見ていなかった。去年は1回の走行だけの簡単な予選セッションができたけど、今年は通過するためにセッションのすべての時間を使わなければならなかった。今日はいくつかとても良いラップができし、とても競争力のあるポジションからレースをスタートできる。ヘイキにもおめでとうを言いたい。彼は素晴らしい仕事をした。週末ずっと僕たちの間はとても接近していたし、素晴らしいことだと思う。僕たちは自分達の力でフロントローを獲得できた。僕たち全員がとても長い間望んでいたことだ。」ヘイキ・コバライネン (2番手)「もちろん、フロントローからスタートすることを嬉しく思ているけど、最後の走行でミスをしてしまったし、もう少し速く走れたかもしれない。予選は非常に接戦になるとわかっていたし、クルマは競争力があると確信していたので、今日は本当に決意があった。結果として、少しハードにプッシュしすぎた。でも、リスクを想定してたし、1つ順位を失っただけだ。もっと良かったとしても、ルイスから奪っていたということだ。いずれにせよ、僕たちはフロントローを獲得していた。夏の閉鎖が終わってから、ワーキングのみんなは今週多くの素晴らしい仕事をしてくれた。彼ら全員にありがとうを言いたい」結果&タイム:F1ヨーロッパGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション