マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、将来の完全移籍というオプションがないのであれば、今シーズン中にリザーブドライバーを務めるランド・ノリスをトロロッソ・ホンダにローン移籍させることを検討すると語る。イギリス出身のランド・ノリス(18歳)は、次世代のルイス・ハミルトンとも呼ばれて注目されている逸材。最近、トロロッソ・ホンダがブレンドン・ハートレーの後任として獲得オファーを出したと報じられた。
しかし、トロロッソ・ホンダ側は来シーズンにランド・ノリスを走らせるための優先オプションを得ることを望んだため、マクラーレンはそのオファーを拒否したとされている。現行ドライバーのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの将来が不確定となっているマクラーレンは、2019年にランド・ノリスをマクラーレンのレースドライバーに昇格させることを含めて、あらゆるオプションをオープンにしたいと考えている。ザク・ブラウンは、ランド・ノリスの将来に役立つ短期的なオファーであれば、今シーズンのローン移籍も検討すると語る。今シーズン、ランド・ノリスをトロロッソ・ホンダにローン移籍させることに興味があるかと質問されたザク・ブラウンは「ランドが経験を積む機会があれば、我々はそれを検討するだろう」とコメント。「ランドはマクラーレンのドライバーだ。彼にはここでの明るい未来がある。だが、ランドを長期的などこかに行かせることに興味はない」フェルナンド・アロンソは、今週末のル・マン24時間レースに焦点を当てているが、マクラーレンの現在の不振を考えれば、今シーズン末でF1を引退する可能性が高いと考えられている。将来のプランについて質問されたフェルナンド・アロンソは「2019年はまだ先のことなのでわからない」と Sky Sports にコメント。「通常、夏休み後に決断を下そうとしているし、今年もそれは変わらない」「重要な決断になるのは確かだ」
全文を読む