マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年のF1世界選手権でマクラーレンが表彰台に返り咲くだけでは満足できないと語る。ホンダのF1パワーユニットを搭載した過去3年間はマクラーレンにとって悪夢だったが、今年はルノーのカスタマーパワーユニットを手に入れ、高い期待を抱いている。
しかし、マクラーレンはバルセロナ合同テストの前半2日間でトラブルに見舞われている。また、ルノーは今シーズンのパワーユニットはパフォーマンスよりも信頼性を優先したとしている。「ルノーのスタンスは十分に理解できる」とエリック・ブーリエは AS にコメント。「彼らは昨年、困難なシーズン後半を過ごしていたし、フェラーリやメルセデス以上に信頼性に取り組まなければならなかった」しかし、エリック・ブリーエは、マクラーレンは特にホンダとの作業関係と比較して、これまでのところはルノーに“満足”していると語る。「そうだね。よりリニアで機敏だし、より協力的だ」とコメント。「我々はできる限りの準備を整えている。我々は最後の詳細を明らかにするためにここでテストをしている。修正、改良、変更しなければならないことはいくつかあるが、それは全員にとって同じことだ」だが、エリック・ブーリエは、レース優勝が内部目標にしているかについては“コミットするつもりはない”と語る。「まだわからない。もう少し待たなければならない」とエリック・ブリーエはコメント。「まだ時期尚早だ。ここの天候がどうなるか見てみよう」「自分たちの位置がもっと分れば、レースで誰が相手になるかを考えていくことができるだろう。だが、もちろん、同じエンジンを使用しているおで、我々の参考はレッドブルということになる」シーズン終了時点で1~2回の表彰台を獲得していれば満足できるかと質問されたエリック・ブーリエは「ノー」とコメント。では、勝利は?との質問には「わからない。期待は与えたくない。まだ分らないし、待たなければならない」と付け加えた。「勝ちたいのは確かだ。他には何もない。だが、勝つためには正しい目標を立て、ミスを犯さないように、常に適切な期待を抱いていなければならない」「私は勝ちたい。我々は勝ちたい。マクラーレンは勝つ必要がある。そのために我々はいる。だが、まずは他がどの位置にいるか見てみよう。我々の最初の目標はレッドブルとルノーと戦うことだ。それができた後、見てみよう」
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