マクラーレンの共同オーナーであるマンスール・オジェは、マクラーレンとホンダの決別は両当事者にとって正しい決断だったと考えている。2015年に新生マクラーレン・ホンダとしてパートナーシップを開始されたが、過去3年間の結果は期待に届くものではなかった。マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとの契約を解消し、2018年からルノーにパワーユニットを変更する。
マンスール・オジェは、マクラーレンとホンダのパートナシップを“妥協できない相違”のある結婚に例え、ホンダと決別するという決断は正しい決断だったと考えている。また、ホンダはこの3年間でマクラーレンの素晴らしいパートナーになれるあらゆる手を尽くしてくれたと考えており、2018年にトロ・ロッソのサプライヤーとしてF1に残ることを嬉しく思っていると述べた。「厳しかったことを説明する必要はないと思う」とマンスール・オジェは GP Gazette にコメント。「彼らにとっても厳しいことだった。努力が不足していたわけでも、我々の努力が不足してわけでもないと思う。とにかく、うまくはいかなかった」「彼らにとって良いことではないのは明らかだし、我々にとっても良いことではない。あのようなケースでは、それぞれに別のことにトライしなければならない。彼らにとってうまくいくことを願ってるし、我々にとってもうまくいくことを願っている」「彼らが偉大なコンペティターになるかもしれないことを忘れてはならない。彼らがスポーツに留まることを嬉しく思っている。だが、パートナー間で状況がうまくいかないときもある」「結婚などの妥協できない相違のようなものだ。我々が別々の道に進むことは正しい決断だと思う。だが、チームとして我々は変化を楽しみにしている」「彼らはできるだけのことをやってくれた。そして、我々もできる限りのことをした。そして、うまくいかなかった。彼らにとっても、我々にとっても、結果として起こった。我々は同じ苦境に陥っている」