マクラーレン・グループは、ザク・ブラウンがエグゼクティブディレクターに就任することを発表した。マクラーレンは、権力争いの末、長く会長兼CEOを務めてきたロン・デニスを解任していた。ザク・ブラウン(45歳)は、来月上旬に新しいポジションに正式に就任。レースとマーケティング面の責任者を務める。
マクラーレンは、ザク・ブラウンの就任は“リストラプログラムの重要な一部”だと声明で述べ、COOのジョナサン・ニールとともにマクラーレン・テクノロジー・グループを率いていくと付け加えた。また、F1チームは、まだ新CEOを捜しているところだと述べた。「マクラーレン・テクノロジー・グループに加わることを非常に誇りに思います」とザク・ブラウンはコメント。「私は、現在までに成し遂げてきたビジネスに最大の敬意と称賛を抱いています。そして、その発展の次の重要なフェーズに貢献することを楽しみにしています」「長年、マクラーレンと密接に働き、私は全従業員の才能と野心に心を打たれました。ビジネスの既存の多くの強みを補い、将来の成功を推し進めていくなかでそれを発展させていくことをとても楽しみにしています」