マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが7番手タイム、ジェンソン・バトンが10番手タイムだった。フェルナンド・アロンソ (7番手)「今日は完ぺきな信頼性がなかった。まだいくつか懸案はあるものの、大きな問題はないので、その点についてはよかった。ただ、大事なときにポイントを失うことは避けたいので、最後の細かい部分についてもきちんと対処する必要がある」
「今日はポジティブな一日だった。本日のテスト結果を持ち帰って、確認する必要がある。今後に向けて現在評価中の興味深い試作部品をテストしたけど、そこそこ満足している。このような高速サーキットで両マシンがトップ10に入るとは思っていなかったけど、僕たちは土曜日の予選では少し順位を落とす傾向にあるので、地に足をつけて構える必要がある。明日の予選でQ3に進出するのは現実的には難しいと思うけど、もしそれができれば、うれしいサプライズとなるだろう」ジェンソン・バトン (10番手)「今朝のハローのトライアルはまずまずだったし、大きな問題はなかった。ハローを使うと、スタートラインにいるときやピットストップの際にシグナルが少し見えにくくなるかもしれないけど、今後いろいろと変わる可能性はまだ十分にある。ただ、ハローは少し変な感じがする。時速200マイルで走行している際に、次のコーナーではなく目の前にあるものに焦点を合わせるので、少し寄り目になってしまうことがある。明日Q3に進出できる可能性はある。今日もいつもの金曜日と同じことをしたので、可能であることは確かだ。マシンのパフォーマンスはそこそこいいし、かなり満足している。決勝で入賞をかけて戦うには、まだロングランのペースを改善する必要がある。ただ、もしそれができれば、僕たちはそこそこいい走りができるはずだ」エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)「夏の終わりにここイタリアに来るのは、いつもとてもいい気分です。また、モンツァは世界で最もすばらしく、伝統的なサーキットの一つです。今日は両ドライバーにとって比較的スムーズな一日でした。FP1の終了間際に、フェルナンドのマシンに油圧系の漏れが少し発生しましたが、午後のプログラムへの影響は最小限に抑えることができました。彼のマシンを再度組み立て、コース上に送り出したところ、今度はクラッチに少し不具合が発生したものの、どちらのトラブルも無事解決できました。今日はハローを初めてテストする機会があり、興味深かったです。FP1の最初にジェンソンのマシンにハローを取り付け、ショートランを実施しましたが、いくつかコメントがあったものの、欠点を指摘するようなものはありませんでした。ご存知の通り、ハローはまだ開発中です。この装置は2018年の導入に向けて今後磨かれる予定ですが、McLarenはFIAと技術作業グループにフィードバックを行うという役割を担います」関連:・F1イタリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1イタリアGP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
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