マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1カナダGPへの意気込みを語った。エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ)「我々にとって、モナコは複雑な運命の詰め合わせだった。ダブルポイントフィニッシュはチームにとって励みになる後押しだったい、ある意味ではウォーキング、ミルトン・キーンズ、さくらで舞台裏で行われているあらゆるハードワークへの報酬となった。だが、我々がトップに返り咲くまで、満足できないのは秘密ではない」
「我々はツィスティで低速、トリッキーなモナコのストリートでより力強いパフォーマンスを予想していた。だが、それでもクルマについて多くのことを学べたし、レース日の信じられないくらい難しいコンディションのなか、我々の2人のワールドチャンピオンが非常にうまく対処してくれたことを考えれば、それほど不幸というわけではない」「そして、今はマクラーレンの13勝の舞台であり、モナコのように非常に忘れがたいレースが行われてきたモントリオールに注意を向けている。至宝のイベントであり、手強いアスファルトで素晴らしいレースを作り上げるという正当な評価を得ている。その要求は、我々のエンジニア、メカニック、そして、ドライバーにとってユニークなチャレンジを提示するという点で類似している」「理論的に、このパワー・ハングリーで要求の多いサーキットは我々のクルマの強みが生きる場所ではないが、我々の発展率は、ここ数戦にわたって築いてきた勢いを維持して、より多くの貴重なポイントをしっかりと追い求められるものだ。簡単ではないし、まずは信頼性が重要だ。だが、我々の目標は、信じられないくらい熱狂的なケベック州のファンのために最高のショーを行い、歴史的なジル・ヴィルヌーヴ・サーイットで我々のパッケージをテストすることだ」関連:2016 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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