マクラーレン・ホンダは、先週末のF1シンガポールGPでフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが苦しんだギアボックスのオーバーヒート問題を解決するためのソリューションを鈴鹿でテストする。低速特性のマリーナ・ベイ・サーキットではポイントを争うペースがあったマクラーレン・ホンダだったが、ギアボックストラブルによって両ドライバーともにリタイア。10回目のノーポントレースとなった。
「先週のシンガポールで僕たちはギアボックスのオーバーヒートによってリタイアした」とフェルナンド・アロンソはコメント。「検証し、いくつかの解決法にたどり着いた。明日のプラクティスでそれをテストする」マクラーレン・ホンダは、これまで17ポイントしか獲得できておらず、コンストラクターズ選手権では首位のメルセデスに446ポイント差をつけられて9位に沈んでいる。フェルナンド・アロンソは、はこういった状況は批判されても仕方がないとしつつも、マクラーレン・ホンダは改善するためにあらゆる手を尽くしていると主張する。「僕らは批判されて当然だ。それは理解できる。でも、チームとしては、やれることをやっていくしかない」「全員が自分の能力を100%を尽くしている。僕たちは教訓を学んでいく必要がある」「どこに問題があるかを仕分けする時間ではない。パワーユニットに問題があるときもあるし、ドライバーのときもある。僕たちはひとつのチームだ。ベストを尽くしていなければならない」「改善しなければならないエリアは、パフォーマンスと信頼性だけではない。手順、スタート、ピットストップもだ。シンガポールではジェンソンのピットストップにとても時間がかかった」「解決しなければならない問題はたくさんある。僕たちは世界選手権を争っているわけではない。今はパフォーマンスに関するたくさんの問題を解決するべき時だ」
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