マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPの予選で、ジェンソン・バトンが16番手、フェルナンド・アロンソが17番手だった。ジェンソン・バトン (16番手)「予選でのマシンのバランスはまずまずだったけど、アンダーステアになり過ぎていた。1回目の走行では良い感触を得ていたし、通常はコース上のグリップ力が徐々に上がることので、マシンのフロントウイングの角度を上げた。ただ、実際には、その追加した角度が必要な量の半分でしかなかったように思う」
「まずまずのラップだったけど、仮にすべてが完璧だったとしても、Q2に進出するために必要な0.3秒を詰めるほどのペースはなかった。残念ではあるけど、今回は僕たちにとって厳しいレースになることはわかっていた。明日の決勝で好スタートを切ったとしても、後続のマシンを後ろにとどめることはできないだろう。我々のマシンは直線でのスピードが不足しているので、そのうち追い抜かれてしまうと思う。明日は僕たちにとってあまりエキサイティングなレースにはならないかもしれないけど、全力を尽くす。ファンのみんなは、この厳しい状況の中、強力なサポートをし続けてくれている。そんなファンに、近いうちに恩返しができることを願っている」フェルナンド・アロンソ (17番手)「Q1で予選敗退となったのは、少しフラストレーションがたまる結果だった。ただ、今はチーム全体にとって理解を深める期間であり、一緒に乗り越える必要がある。すべての週末のレースが、僕たちにとって良いものになるわけではないけど、各週末に懸命に取り組み、学ぶべきだ。僕たちがベストな状況になく、現時点では競争力がないことはわかっている。マシンを改善するために、すべての領域で引き続き精力的に取り組む必要がある。ただ、ここでの週末はいつも特別なものがある。ファンはとてもフレンドリーで、私達を温かく迎えてくれる。熱狂的なファンのみんなの前でレースをするのは、いつも良い気分だ」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)「今回もQ1を突破できなかったことは、チーム全体にとって難しく、残念な結果でした。だからこそ、前向きな姿勢やモチベーションを維持してくれているメンバー全員に感謝しなければなりません。フェルナンドとジェンソンに対しては特にそう感じており、両ドライバーはチームが誇る一員です。また、我々のスポンサーやファンの皆さんに対しても、感謝の意を表します。明日は我々にとって難しいレースになることが予想されています。他チームのマシン4台がグリッド降格ペナルティによりさらに後方からスタートするため、我々は最後尾からのスタートを免れるものの、長い高速ストレートが続くモンツァで順位を上げるのは難しいでしょう。それでも、我々のドライバーは全力でレースに臨みます。モンツァではいかなることも起こりえます」関連:F1イタリアGP 予選:ルイス・ハミルトンが7戦連続ポールポジション
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