マクラーレン・ホンダのテストを担当したストフェル・バンドーンは、開発車両のデータロギングの問題によってF1アブダビGP初日の午後の大半をガレージで過ごすことになったと述べた。マクラーレンのリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、25日(火)にヤス・マリーナ・サーキットでの8時間のセッションで3回のインスタレーションラップを完了するにとどまった。
マクラーレン・ホンダは、午前中にはマシンの電気系にトラブルの疑いがあり、システムの“トリプルチェック”に費やしたことで走行を行うことができなかった。午後にはなんとか走行に漕ぎつけたが、マシンはさらにトラブルに見舞われ、全体で3周を走行するにとどまった。ストフェル・バンドーンは、1回目の走行でピットロードで惰力走行で停止。2回目の走行ではトラック上でストップしている。ストフェル・バンドーンは、マクラーレンとホンダが午後にMP4-29Hに発生した問題の原因をまだ分析していると述べた。「いくつかデータロギングに問題があったけど、まだそれについては100%確かではない。チームはまだ全てを分析しているところだ」とストフェル・バンドーンは述べた。「2回目の走行でも同じ問題だった。最後の走行は良かったけど、それでもいくつか問題があった。チームはそこを調査している」「たぶん明日にむけて解決策を見つけられるだろう」「来年のヘレスよりも、11月にここでそれをした方がいいよね」「僕たちがこの2日間で走るラップはどれも非常に貴重だ。そのあと問題を解決するために2ヵ月あるしね」ストフェル・バンドーンは、この日のトラブルによってマクラーレンのスケジュールに遅れが所持たが、水曜日のテスト終了までにエンジンのフルパワーで走れることを期待していると認めた。「もちろん、今日は3周以上走る計画だったけど、いくつか夜通しでの問題があり、午前中まで手間取った」「明日は3周以上走れればいいね!」「テストの目的は、マクラーレンとホンダのコラボレーションを理解するkとだ。トラックで一緒に働くのは初めてなので、全体的なオペレーションもかなり異なっている」「3周の間にすでにいくつかフィードバックできたけど、もちろん、パワーを確立させることが重要だったし、まだ僕たちはフルパワーモードでエンジンを走らせていない」「2日間でそれができるとは思っているけど、いくつかの問題でインストールラップしかできなかったので、この段階でフィーリングを得るのはとても難しい」関連:F1アブダビテスト初日:バルテリ・ボッタスがトップタイム