マクラーレンは、MP4-28で進歩を果たせたと考えているが、幻想は抱いていない。マクラーレンは、F1マレーシアGPでセルジオ・ペレスが9位でフィニッシュ。また、ジェンソン・バトンもピットトラブルで大きく後退するまで5番手を走行していた。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、より良い結果を残せなかったことには落胆しているが、困難なスタートに対するチームの対応には満足しなければならないと認めた。
「衝撃波のような期待がある。木曜日に上位勢のペースに匹敵するだろうと言われていたが、大喜びしていただろう」とマーティン・ウィットマーシュは述べた。「だが、現時点で私はそのようには感じていない。我々は簡単に手にできるはずだった5位を捨ててしまった」「再びストップしたメルセデスを抑えられたかもしれないし、彼らを苦しめられたかもしれない」「今週末、我々は前進を果たし、クルマについて少しは理解することができた。一歩下がって客観的に見れば、もう少し気分はいいかもしれない。だが、今はまだそれほどポジティブな気分ではない」昨年マシンを再導入するという話もあったマクラーレンだが、MP4-28に取り組む方が最善だと考えており、マーティン・ウィットマーシュは、次戦中国GPのために大きな開発努力をしていると述べた。「すでにプッシュすることを彼らに話しているし、彼らはより良いものを考案し始めている」「我々は前進しており、もっと多く前進させなければならない」「クルマがポテンシャルを発揮できていないことはわかっているが、ドライバーは素晴らしい仕事をしている」「我々はもう少し前進しなければならない。我々がいるべき場所にはいないので、懸命に仕事をして、それを生かさなければならない」