マクラーレンは、F1イタリアGP予選で、ヘイキ・コバライネンが2番手、ルイス・ハミルトンは15番手だった。Q2セッションで波乱が起きた。タイヤチョイスを誤ったルイス・ハミルトンは、路面コンディションが良かった前半にタイムを出すことができず、雨が強くなった後半にタイムを改善することができなかった。その結果ハミルトンは、初となるまさかのQ2脱落。明日の決勝レースを15番グリッドからスタートする。ヘイキ・コバライネンは、安定したタイムでQ3まで進んだが、わずか.076秒でポールポジションを逃した。
ヘイキ・コバライネン (2番手)「本当に接近したセッションだった。僕はほんの.076秒でポールを逃した。Q3での最初の試みはパーフェクトではなかったし、セッションの後半はより雨が降ってきて、改善するのはほぼ不可能だった。最後の走行で、全力を尽くしたけどセバスチャン・ベッテルを敗るには十分ではなかった。でも、彼には初ポールおめでとうと言いたい。それでも、まだ2番グリッドは明日のために良い土台だ。僕たちのマシンはウェットとドライの両方で良いペースを示しているので、自信があるよ。」ルイス・ハミルトン (15番手)「Q2のスタートをスタンダードウェットでいくことは合同の決定だった。一部分は僕で、一部分はエンジニアの考えだ。ドライになっていたので、僕たちはその時は正しい方法だった思った。でも、グリップレベルが乏しくなったので、ピットに入ってエクストリームに変更した。僕が出て行ったときには雨が降り始めていて、僕はトラックが最速だった時に実行可能時間を逃してい舞った。ブレーキポイントを見つけるのも非常に厳しかった。F1で初めて起こったことなので、あまり不満はないよ。明日のもう一日、グリッドをあげるために戦うチャンスがある。出来る限り良い仕事をするつもりだ。」