マクラーレンは、今年のフェラーリに続き、2013年マシン“MP4-28”に革新的なフロント・プルロッド・サスペンションを導入することを検討していると Marca をはじめとする複数のメディアが報じている。フェラーリは、F2012に2001年のミナルディ以来となるフロント・プルロッド・サスペンションを搭載して周囲を驚かせた。
フェラーリの序盤戦での苦戦は、フロント・プルロッドを破棄するとの噂を生んだが、ここ最近になって飛躍的な進歩を遂げたことで、マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウの注目をひいたという。Marca は、パディ・ロウが「MP4-28の予備研究においてフェラーリのフロントに注意を払っている」と報じた。「彼は、それがディフューザーにより多くの空気を流すことにおいて優れたソリューションになると理解している」フェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネは、今週スペインのイディアダの施設でF2012の直線テストを実施した。