マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、第2戦マレーシアGPでライバルを含めた各マシンの本当のパフォーマンスが明らかになると感じている。「セパンは、要求の多い高速サーキットだ。最高レベルのグリップやダウンフォースをもったマシン、そしてこれまでで最も暑くタフな場でタイヤを最もうまく管理できるマシンが披露される場になるだろう」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。
「マレーシアが暑いのは言うまでもない。それぞれのマシンの冷却ソリューションの厳しいテストになるだけでなく、今シーズンの他の場所よりも20〜30℃高い路面温度が予想されため、タイヤマネジメントがより重要になってくる」マクラーレンは、開幕直前にレッドブルのエキゾーストシステムをコピーし、ルイス・ハミルトンが予選2番手を獲得するという大躍進を遂げた。しかし、マーティン・ウィットマーシュは、まだライバルの真のパフォーマンスは明らかになっていないと考えている。「全てのシーズンと同じように、我々は全レースでマシンに開発を持ち込むために懸命にプッシュしている。メルボルンがライバルのペースを完全に示していたとは思っていないし、できるだけ多くのパフォーマンスをもたらすことへの動機になっただけだ」「理論上ではポジティブに見える。メルボルンのアップグレードが予想通りに働いたことに満足しているし、アルバートパークの高速域でのマシンのパフォーマンスはセパンにも対処できることを示している」「だが、現実的にポールポジションとはギャップがあったし、我々は1位ではなく2位でフィニッシュした。我々の目標はギャップを縮め、ルイスとジェンソンが勝てるポジションに到達することだ」