フェリペ・マッサが、2012年の開幕戦F1オーストラリアGPにむけての意気込みを語った。フェリペ・マッサ (フェラーリ)今朝、メルボルンに到着した。サンパウロからの移動は非常に長い。まず、チリのサンティアゴに行って、そこからオーストラリアに到着する前の最後の着陸場であるニュージーランドのオークランドまで長いフライドだ。冗談みたいだよ。日付変更線を西側に横断するので1日を失うし、再びそれを取り戻すためには逆方向に旅行しなければならないね!
今日は飛行機のなかでかなりの時間を過ごしたあと、いくらか休みをとれたし、異なるタイムゾーンに適応しようとしている。父親と一緒にいる。レース週末に彼が一緒にいてくれるのは常に嬉しいことだ。そんなわけで、僕たちはシーズン最初のグランプリに到着した。開始するのが待ちきれないし、仲間のドライバーも全員同じ思いだと思う。僕たちレースは競争に飢えているし、6日間のテストだけでは僕たちの願望を満たすには十分じゃない。ここメルボルンで状況がどうなるかにとても好奇心をそそられている。今年ほど、冬季テストだけで状況のイメージを正確に把握するのが難しいシーズンはなかったと思う。真実を学んでいくのは、全員が同じコンディションになる土曜日午後の予選だけだ。すでに先週、サンパウロで話していたけど、頭のなかでは表彰台を争えると考えている。でも、パット・フライがバルセロナで行ったことに合意していないわけではない。テストが望みどおりに行かなかったことは完全にわかっている。僕たちはパフォーマンス面に非常に野心的な目標を設定しているからね。僕たちが選択したエキゾーストシステムを最大限に活用することにいくつか問題があったし、間に合わせの解決策を選ばなければならなかった。貴重な時間、それにパフォーマンスも少し犠牲になった。フェルナンドと僕がF2012のセットアップにおいて本質的で意味のある作業ができたのは最後の2日間だけだ。このマシンに大きなポテンシャルがあると確信したままだ。ただ僕たちはそこから全てを引き出す方法を見つけなければならない。今週末のアルバート・パークですぐにそれを始められることを願っているよ!この都市は気に入っている。気候は素晴らしいし、僕好みの暑さだ。今日は30℃を越えていたし、サンパウロの気温にとても似ていたね。ファンもかなり熱狂的だし、他のサーキットと同じようにグランドスタンドはいつも満員だし、多くのフェラーリ・フラッグを見るのは素晴らしいことだ。天気予報によると明日の午後は気持ちよさそうだね。木曜日は雨が降りそうだけど、土曜日と日曜日はドライのままになりそうだ。今年のテストはバルセロナの最終日の数時間しかウェットトラックで走れなかったので、そのような状況でのマシンの挙動を正確にイメージするのは難しい。これまでアルバート・パークではあまり運がなかった。9回のオーストラリアGPでレースをフィニッシュできたのは3回だけだ。それらの1つは2年前で表彰台の3番手にいた。再びそれができれば素晴らしいのは確かだけど、難しくなりそうなのはわかっている。フィールドには素晴らしい競技者たちがいる。強いのはレッドブルとマクラーレンだけではない。メルセデス、ロータス、フォース・インディア、トロ・ロッソといったチームもそうだと言える。全てがわかるのは予選の1周目からだ。いずれにせよ、トラックに出るのが待ちきれないよ!
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