マルシャは、2014年に定期的にQ2に進出することを目標としている。2010年にヴァージンとしてF1に参戦した同チームは、4度のQ2進出を果たしているが、それは天候や速いマシンにトラブルが起きたときだけだった。だが、今年からフェラーリエンジンを搭載するマルシャのチーム代表ジョン・ブースは、新しい1.6リッター V6ターボエンジンを中心とした大幅な規約変更が、そのレベルに到達することを可能にすると考えている。
「パフォーマンスで定期的にQ2に進出したい」とジョン・ブースはコメント。「それが目標であるべきだ。だが、簡単なことではない」「F1には非常に有望な人々、大きな予算をもったチームがいる。なので、我々はそれが難しいタスクであることはわかっている。だが、それが我々の目標だ」「我々は最小チームだ。だが、出来る限りパフォーマンスをプッシュしている。我々にとって前進する時間だ」「去年は、上位に対して大きなパーセンテージで前進した。今後は同じように順位を上げていく時間だ」バーレーンテストでのマルシャの焦点は、信頼性を成し遂げることにある。マルシャ MR03は、いくつかマイナーな開発は進められているが、開幕戦オーストラリアGPではヘレスと類似した仕様でレースをする予定だ。「いくつか小さな変更はあるが、大きなものはない」とジョン・ブースはコメント。「我々には190名しかいないし、ヘレスに到達するのもかなりタフだた。だが、現時点で風洞プログラムが進められており、メルボルンまでにいくつかの改良がある」「去年は、信頼性と素早く行動することがいかに重要という点で完全な例となった」「2013年。我々はF1で最も信頼性のあるチーム、マシンだった。同じことを達成したい」