タボ・ヘルムンドは、マノーF1チームの買収が立ち消えになる前、パートナーシップについてホンダとメルセデスと交渉していたことを明らかにした。財政難で破産申請していたマノーは、2017年のための十分な資金を確保することができず、チームは消滅した。マノーのオーナーだったスティーブン・フィッツパトリックは昨年11月に投資家 - タボ・ヘルムンド -と合意に達したと述べていた。
近年、アメリカとメキシコのF1復活に貢献したタボ・ヘルムンドは、チームのオーナーシップを所有することを目指していたが、マノーがコンストラクターズ選手権10位の座を失ったことで取引は破綻となった。タボ・ヘルムンドは、ハースがフェラーリと行ったものと類似した提携を目指して、ホンダとメルセデスの両社と交渉を行っていたことを明かした。「我々は大手自動車メーカーのひとつ、メルセデスかホンダとパートナーシップを築くことを目指していた」とタボ・ヘルムンドは Austin-American Statesman にコメント。「我々は両社と会談をした。それが格安でモーターとドライバーを得られる方法だ。(野球の)トリプルAチームのようなものだ」また、タボ・ヘルムンドは、彼の投資グループがマノーの買収を試みたのは2回目だったと明かした。「最初の勝負ではルイスの父アンソニー・ハミルトンが関与するかもしれなかった。我々はそれで挑戦した。1年半前に2200万ポンドをオファーした」マノーの消滅により、2017年のF1グリッドは10チームとなった。それにより、200名以上が職を失ったことになる。「そのような人々が現在、失業しているのは残念なことだ」とタボ・ヘルムンドは述べた。
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