マノーは、1月20日(金)までに新たな投資家を見つけることができなければ、2017年のF1グリッドに並ぶことはないようだ。先週、マノーF1チームを運営するジャスト・レーシング・サービス・リミテッド(Just Racing Services Limited)が破産申請を行った。
バンブリーの施設では、新車の生産に入る準備ができているが、管財人は企業が存続可能なバイヤーが見つかるまで2017年の新車のコンポーネントの生産に必要な追加の出費をブロックしている。マノーに近い情報源によると、マシンが来週末までに生産に入らなければ、3月26日の開幕戦オーストラリアGPのグリッドに並ぶことはできないと述べているという。マノーが存続するための最終期限は1月20日(金)だとされ、その日を過ぎると、2017年のF1チームは10チームに減少することはほぼ間違いないという。昨年、マノーはF1オーストリアGPでパスカル・ウェーレインが10位入賞を果たしてコンストラクターズ選手権10位に位置していたが、F1ブラジルGPでザウバーのフェリペ・ナッセが9位でフィニッシュしたことにより最下位に転落。1000万ポンド(約14億円)以上とされる賞金が入らないことになった。それによって、アメリカの企業家タボ・ヘルムンドと進めていた買収にむけての交渉が破綻したとされている。
全文を読む