マノーのオーナーであるスティーブン・フィッツパトリックは、2015年にむけてチームを破産から救ったことは“本当に大きな挑戦”だったと語り、他チームやチームプリンシパルのことを心からリスペクトしていると述べた。先月、スティーブン・フィッツパトリックは、チーム買収について新しい投資家と基本合意に達したことを明らかにしたが、その身元は明らかにしていない。
スティーブン・フィッツパトリックは、F1グリッドに2台のマシンを並べることだけでも“評価されるのが難しい”ことだと述べた。「魅力的な2年間だった」とスティーブン・フィッツパトリックは Crash.net にコメント。「そのことは誰にでもレコメンドすることができる。爽快だった。今年のバーレーンのようなレス、そして、もちろんオーストリアとブラジルもね。本当に多くのアップダウンがあった。だが、屈辱的でもあった」「初心者として、生涯のファンとして、そして、スポーツ内では新顔としてこのスポーツに入ったが、レースの最後に2代のクルマをもたらすためにいかに多くのことを正しく行う必要があるかはあまり評価されていないし、クルマを造り、レースで走らせ、チームをまとめることがいかに難しいかについて多くのことを学んだ。スポーツで私の周りにいる人々、他チーム、他のチーム代表を心からリスペクトしていると言いたい。大きな挑戦だった」スティーブン・フィッツパトリックは、コンストラクターズ選手権の10位をかけた戦いでザウバに負けたことには落胆してが、ザウバーのために嬉しくもあったと語る。「最初のリアクションがあまり財政的なものではなかったと思う。非常にエキサイティングなレースだったし、爽快でアップダウンの多かったシーズンの最後に繋がった」「我々は10戦にわたって10位を守っていたし、ブラジルは10戦目だった。レース中の多くの局面で多くの異なるシナリオがあったし、異なるポイントでレースを終えることについて多くの凄まじい計算がずっと行われていた」「最初のリアクションはチームにとって本当に失望のひとつだった。彼らは死後まで本当に一生懸命に働いていたと思う。昨シーズンのスタートから18か月間、あまり報われることもなかったが、10位フィニッシュを目指すことは我々にとって大きな前進だった。ファクトリーやサーキットで一年中懸命に頑張ってきたチームにとって失望だった」「だが、次のリアクションは・・・実際にはザウバー内で起こっているはずの反対の気持ちを考えていた。我々にとって、ザウバーは一年を通して素晴らしい競争相手だったし、彼らと素晴らしいバトルを楽しんだ。あのポイントがザウバーにとってどれくらい大きな意味があるかはわかっていたし、彼らの喜びをイメージしようとしていた。彼らはそれを取り戻すためにシーズンを通して本当に頑張ってきたとね」「結局、シーズンはひとつのレースで決まるものではない。もちろん、ポイントを獲得できたのは我々にとって重要なレースだった。かなり予想外だった。だが、それがレースだ」「最終的にはうまくは行かなかったが、我々全員はあのような予測不可能なもの、あのような興奮をもっと見たいんだと思う。最終的には難しい夜だったが、仕事に戻るとしよう」