パストール・マルドナドは、2015年にルノーからメルセデスにパワーユニットを変更するロータスに期待していると述べた。今年、パストール・マルドナドは、ウィリアムズからロータスへと移籍。しかし、ウィリアムズが中団グループから上位グリッドの常連へと印象的な躍進を果たしたのとは対照的に、ロータスは低迷を続けている。
しかし、一貫して後悔していないと主張し続けているパストール・マルドナドは、ルノーからメルセデスにパワーユニットに変更することによって、ロータスも同様の転機を迎えられるかもしれないと希望を抱いている。「僕たちのゴールはウィリアムズのレベルに追いつくこと」とパストール・マルドナドは Auto Motor und Sport に認めた。同誌によると、ロータスのエンジン変更は、オーナーのジェラルド・ロペスにメルセデスとの契約金とルノーへの違約金という多額の出費を強いるという。だが、パストール・マルドナドはその価値はあると考えている。 「現状と比較して、自動的に0.5秒速くなる」とパストール・マルドナドは述べた。「それから空力面での利益もある。(メルセデス製)パワーユニットの占めるスペースが少ないからね」ベネズエラの国営石油会社『PDVSA』の強力な支援を受けるパストール・マルドナドは、メルセデスに“パワーだけでなく信頼性の向上”にも期待しているといい、冷却系の開発オプションも増えるはずだと述べた。関連:ロータス、2015年からメルセデスのパワーユニット搭載が決定
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