パストール・マルドナドは、F1アメリカGPでウィリアムズに対して不満を爆発させた理由について説明した。予選でチームメイトのバルテリ・ボッタスが最速タイムでQ1を通過したのに対し、ノックアウトという結果に終わったパストール・マルドナドは、セッション後に、自分のクルマがメカニックによって不適切にいじられたとほのめかしていた。
今シーズン限りでフェリペ・マッサにシートを明け渡すカタリでウィリアムズを去るパストール・マルドナドは、日曜日の夜の謝罪の中で、現在の状況によるストレスに負けてしまったと語った。 「あまりにもストレスが溜まっていると身動きがとれなくなることがある」とパストール・マルドナドはコメント。「でも、3年間を過ごせばそこには何かがあるかもしれないし、爆発してしまうこともある。エネルギーを貯めこんで爆発してしまった。僕がクレイジーでそのようなことを言い始めたというわけではない」「僕の側からすれば間違っていたのは確かだ。3年間彼らをリスペクトしてきたし、彼らも3年間リスペクトしてくれた。でも、僕はこの週末とチームを離れるという発表によってあまりにもストレスが溜まっていた。もしかしたら何人かがアプローチを変えていて、僕がそれを個人的に捉えていたのかもしれない」 「チーム全員がそうだったわけではないと思うし、たった1人のために全員に対して反応することはできない。結局のところ、素晴らしい関係性だし、彼らとは友人関係を保ちたい。僕はここに数人の親友がいる。もしかしたらF1で唯一の友人たちかもしれない。僕のキャリアで最高の時間も最低の部分も一緒に過ごしたかもしれない」2014年のF1シート獲得に自信をみせているパストール・マルドナドは、チームとドライバーにとって今年は落胆のシーズンだったと述べた。 「レースに限らず、人生でも厳しい日々を過ごすことはある」とパストール・マルドナドはコメント。「厳しい時間を過ごしている。僕たちはかなり苦戦を強いられているし、シーズン中に僕のクルアに多くのことが起こったからね。去年の勝利と好成績の後、僕たちはもっと多くを期待していた。僕だけではなく、チーム全体がもっと多くを期待していた」「シーズン末になれば、よりストレスは強くなってくるものだ。でも、それはもっと良い結果、100%を届けたいというからだけでなく、クルマによって制限された部分もある。必要以上のことを言ってしまうこともある」 「このチームを離れるのは僕にとって簡単なことではなかった。素晴らしい関係を築いたし、友人もいる。チーム内には嫌いな人もいるのは確かだけれど、彼らも僕のことが好きではないはずだ。家族のようなものだ。家族にもいくつかの違いはあるものだ。もう遅すぎるし、僕はチームを離れるけれど、彼らの成功を祈っている」関連:ウィリアムズ、マルドナドの“妨害行為”発言に反論
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