F1モナコGPのスチュワードは、パストール・マルドナドをイベント全体かた除外することを検討していたことを明らかにした。ナイジェル・マンセルを含むFIAスチュワードは、最終プラクティスでパストール・マルドナドが、セルジオ・ペレスに故意に幅寄せしたとして厳しい10グリッド降格ペナルティを科した。
パストール・マルドナドは、事故は復讐ではなく、単に滑りやすいトラックでミスをしただけだと主張。ウィリアムズの株主トト・ヴォルフは、ペナルティの厳しさについて抗議したが、ナイジェル・マンセルは「レースができることに満足するべきだ」と答えたという。報じられたところでは、ナイジェル・マンセルはトト・ヴォルフに「我々はイベント全体から彼を除外する寸前だった」と語ったという。パストール・マルドナドは、ギアボックス交換による5グリッド降格と合わせて最後列23番グリッドからスタートする。