ロータスは、ルノーエンジンを捨てて、2015年からメルセデスのパワーユニットを搭載する準備を進めていると報じられている。2012年、2013年とコンストラクターズ選手権を4位で終えたロータスだが、今年は新しいV6ターボパワーユニットを搭載したE22で苦戦を強いられている。その原因はルノーの信頼性問題によるものが多いが、フランス人ドライバーのロマン・グロージャンは、ルノーを責めてはいない。
「エンジンだけではない。たとえメルセデスと比較してパワーが不足しているとしてもね。事実上、おそらくより空力的な問題だ」「コーナーの2つ目の部分で突然グリップを失う。高速コーナーで何も得られないし、低速コーナーでも2〜3回負けている」ロータスのトラックサイド責任者アラン・パーメインもその問題を認めている。「我々のクルマは、ストップ&ゴー(サーキット)を好まない。我々には大雑把なコーナーが必要だ」それが理由で、ロータス E22はバルセロナでずっと競争的に見えており、ロータスは、今週末のシルバーストンでの高速コーナーを楽しみにしている。チームオーナーのジャラルド・ロペスは「我々のクルマは速い。だが、特定の状況でだけだ」と述べた。今年、ロータスは、レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにも上回られ、コンストラクターズ選手権で8位に甘んじている。「少なくとも、彼らは同じエンジンだ」とドイツの通信員ミハエル・シュミットは述べた。「だが、それほど長くはないかもしれない。ロータスはメルセデスとコンタクトを取っていると言われている」メルセデスは、独自のワークスチームに加えてすでに3チームに供給しているが、長年のパートナーでカスタマーであるマクラーレンh、あ2015年からホンダのワークスエンジンを搭載する。
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