ウィリアムズ・レーシングのローガン・サージェントはまだF1でのスピードに乗り切れていないと認める。最近、ウィリアムズにエンジンを供給しているメルセデスのトト・ヴォルフが、アメリカ人のサージェント(22歳)の後任にミック・シューマッハを推しているという噂が流れている。
それは、サージェントがこれまで好調のチームメイトのアレックス・アルボンに対抗するのに苦労しているからだが、サージェントは英国生まれのタイ人ドライバーとウィリアムズのガレージを共有できることに満足していると主張している。「アレックス・アルボンのような優秀なチームメイトがいることは、ルーキーである僕にとって大きなことだと思う」とサージェントは語った。「彼は僕にとって本当に参考になる」「彼は学ぶべき素晴らしいドライバーであり、正直に言うと、僕たちはとても仲が良く、一緒に大笑いしているんだ。彼は今年のグリッドで最高のドライバーのひとりだと思う」「それを基準点として、自分の進むべき道が見えてくるのは本当にいいことだと思う」しかし、サージェントはF1キャリアをスタートさせたばかりの開幕9戦が、単にシスターカーのアルボンに匹敵しようとする以上のものであったことを認めている。「ご想像のとおり、世界最高のドライバー19人と対戦するのは非常に難しいことだ」とサージェントは語った。「8位と20位の間は僅差だ。一歩間違えれば、それがトップ10と最下位の差になりかねない。だから、それが最大のチャレンジなんだ。毎日ベストの状態でいることを確認することがね。でも、それに近づいていると実感している」「だんだん慣れてきた。最終的には、週末を通してクルマが持っている力をすべて引き出せるようになることが目標だ。そこに到達したい」アルボンが最新のアップグレードパッケージを装着した唯一のウィリアムズドライバーだった前戦とは異なり、オーストリアではサージェントのクルマにもすべてのアップグレードパッケージが搭載された。フロリダ出身のサージャントにとって、予選セッションは競争力のあるものではなかったが、決勝ではアルボンにわずか2つ差まで迫った。「オーストリアはほとんどの部分で僕にとって良い週末だったが、予選ではスピードに乗ることができなかった」とサージェントは認める。「日曜日は良かった。週末を通して僕たちのリズムがどのようなものかをよく表していた」「全体的には良いレースだった。良い前進だった。何か良いことの始まりだったと感じているので、シルバーストーンに向けてそれを積み上げていきたい」
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