F1チームは、チームスタッフが休暇を楽しめるように2019年に1週間の冬休みを導入することを検討している。チームは、12月24日から1月1日までファクトリーをシャットダウンし、最小限の活動のみが許可されている14日間の夏休みと同じガイドラインを導入することを議論している。
このアイデアは、木曜日にインテルラゴスで開催されたスポーティングワーキンググループのの会議でチーム代表によって議論され、近い将来、F1のストラテジーグループで評価される可能性が高い。しかし、決定は来年のルール変更が必要となるため、全会一致の同意が必要となる。通常、ホリデーシーズンは、プレシーズンテストまで60日間しかないため、来季のマシンの設計、生産、開発に取り組むチームにとって忙しい時期となる。しかし、この動きは、将来のF1カレンダーの拡大の可能性に対処するための予備的な手段ともみられている。今週、リバティメディアは、2020年にF1ベトナムGPを開催することを発表しており、レース数は21戦以上に増える可能性がある。5度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、年間レース数の増加に乗り気ではないと語る。「僕は本当にレースを愛しているけど、シーズンは長いし、僕たち全員に大きなコミットメントが必要だ。家族から長い間離れることになるしね」「シーズンは長くなり、オフは短くなっている。コンペティターとしての視点ではターンアラウンドは短い。シーズンが終わったらすぐに来年の準備をスタートさせるし、マインを整えるのはとても難しい」