リアム・ローソンは2026年F1第11戦ハンガリーGPで8位入賞を果たし、レーシングブルズの戦略判断とマシンパフォーマンスを高く評価した。チームはダブル入賞を達成し、コンストラクターズ選手権でアウディを上回る5位へ浮上し、最高の形でサマーブレイクを迎えた。11番グリッドからスタートしたローソンは、オープニングラップで3つ順位を上げて8番手へ浮上。
その後、一時はチームメイトのアービッド・リンドブラッドの後方まで下がったものの、2ストップ戦略によって終盤にフレッシュタイヤのアドバンテージを生かし、リンドブラッドをオーバーテイクして8位でフィニッシュした。ローソン「2ストップ戦略が勝負を決めた」予選では惜しくもQ3進出を逃したローソンだったが、決勝ではスタートで流れをつかみ、チームの戦略も完璧に機能したと振り返った。「今日は僕たちにとっていいレースだった。昨日の予選は厳しい内容だったから、1コーナーとオープニングラップは僕にとって本当に重要だった」「いいスタートを決めたあとも長いレースになることは分かっていたけど、マシンはレースを通して本当に力強かった」「2ストップ戦略という正しい判断をしてくれたチームには本当に感謝している。2台そろってポイントを獲得できたのは、シーズン前半戦を締めくくる最高の結果だ」ベルギーGPで入賞を逃したローソンは、この結果で即座に巻き返しに成功。今季43ポイントとしてドライバーズランキング9位へ浮上し、ピエール・ガスリーを1ポイント上回って前半戦を終えた。アラン・パーメイン「ほぼ完璧なオペレーションだった」チーム代表のアラン・パーメインは、ローソンとリンドブラッドのダブル入賞によってコンストラクターズランキング5位へ浮上したことを喜んだ。「今日は長く厳しいレースだったが、2台そろってポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権でも5位へ浮上するという素晴らしい結果を得ることができた。私たち全員が懸命に取り組んできた成果だ」「シーズン前半を締めくくる最高の結果になった。私たちは常にオペレーションの完璧さを目指しているが、今日はそれに非常に近い仕事ができた」パーメインは中団で争ったアウディとの直接対決にも言及した。「アウディとの戦いは非常に接戦だったが、最終的には私たちが上回ることができた」「マシンは予選でも決勝でも力強く、チームはそのパフォーマンスを完璧に結果へ結び付けた」リンドブラッド「開発の成果が結果につながっている」9番グリッドからスタートしたアービッド・リンドブラッドは終盤にローソンへ順位を譲ったものの、10位でフィニッシュし、6戦連続入賞を達成した。「今日もダブル入賞を果たし、コンストラクターズ選手権5位へ浮上できたのはチームにとって素晴らしい結果だ。本当に喜んでいる」「チームはマシン開発で素晴らしい仕事をしてきた。その努力が結果として報われているのを見るのは本当にうれしい」一方で、自身のスタートには改善の余地があったことも認めた。「スタートでは望んでいたほど順位を最大限に上げることができなかった。でも、そうした経験をシーズン後半へ生かしていきたい」ランキング5位で前半戦を折り返す今回のダブル入賞により、レーシングブルズはアウディを逆転してコンストラクターズランキング5位へ浮上。アルピーヌに5ポイント差をつけてサマーブレイクへ入ることになった。また、ローソンは今季43ポイントとなり、ニュージーランド人ドライバーとしては1967年にデニー・ハルムが記録した51ポイントに次ぐシーズン最多得点を記録。ワールドチャンピオンを獲得していないシーズンとしては、ニュージーランド人ドライバー史上最多ポイントとなった。さらにF1通算ポイントは87となり、クリス・エイモンの83ポイントを上回ってニュージーランド歴代3位に浮上。前にいるのはブルース・マクラーレン(196.5ポイント)とハルム(248ポイント)のみとなっている。ローソンはチームの躍進に手応えを示し、後半戦への意気込みを語った。「コンストラクターズ選手権5位でサマーブレイクを迎えられるのは、今年ここまでチーム全員が積み重ねてきた努力の証だ」「数週間しっかりリフレッシュしたあと、この勢いをザントフォールトへ持ち込みたい」
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