リアム・ローソンは、2026年F1第8戦オーストリアGPで発生したレーシングブルズのチームオーダーを巡る一件について、「もう二度と指示は信じない」と無線で怒りをあらわにした。レース後にはチーム代表アラン・パーメイン自らが無線でローソンをなだめる場面も明らかになった。ローソンはタイヤとブレーキを管理するよう指示され、「チームメイトのアービッド・リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたものの、実際にはオーバーテイクを許したことに不満を表明。
その後は順位を奪い返して9位でフィニッシュし、レース後には「チーム内で話し合うことになるだろう」と語った。チームオーダーを巡る不満が噴出レーシングブルズはオーストリアGPでリアム・ローソンが9位、アービッド・リンドブラッドが10位に入り、3戦連続のダブル入賞を達成。コンストラクターズランキング6位を堅持し、ハースとの差を23ポイントに広げた。しかし、その裏ではチームメイト同士の駆け引きが起きていた。ローソンはタイヤとブレーキを管理するためペースを抑えるよう指示され、その際に「リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたという。ところが、リンドブラッドはターン4でオーバーテイク。ローソンは無線で「もう二度とそんな指示は信じない」と怒りをあらわにした。その後、ローソンはピット戦略を活用してポジションを奪い返し、3戦連続でリンドブラッドを上回る順位でチェッカーを受けた。パーメイン代表「落ち着け。我々が対処する」レース終了後のクールダウンラップでは、レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインが自ら無線でローソンに語りかけていた。レースエンジニアのアレクサンドル・イリオプロスが「9位だ。素晴らしい仕事だった」「最大限の結果を引き出せた」と伝えたあと、パーメインは次のように話した。「リアム、私だ。落ち着いてくれ。大丈夫だ。我々が対処する。心配しなくていい。冷静でいてくれ」ローソンも「了解」と応じ、感情を抑えながらレースを締めくくった。ローソン「約束と違った」レース後、ローソンはチームオーダーについて率直な心境を語った。「最初のスティントでは戦略どおりにレースを進めた」「ブレーキをマネジメントするよう言われ、その間は攻撃されないと聞いていた。でも実際には攻撃された」「だから2スティント目はすぐ後ろにつき、ピットストップ後に抜き返した」舞台裏で話し合いが行われるかと問われると、「おそらくそうなるだろう」と認めた。序盤はブレーキ過熱にも苦しむローソンはレース序盤、ブレーキの異常な発熱にも苦しんでいたことを明かした。「最初の数周はブレーキが本当に熱くて、その熱気がコクピットまで入ってきていた」「でも、その後は落ち着いて問題なく走れた」「今日は満足している。トップチーム勢が全員完走した状況では、これが僕たちにできる最大限の結果だった」一方のリンドブラッドは、ローソンがアンダーカットで順位を取り返す展開は予想していたと説明した。「そうなるだろうと思っていた。チームがそうするだろうと考えていた」「でも、それで構わない。特に問題ではない」
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