2018年のル・マン24時間レースの予選1回目が6月13日(水)にサルト・サーキットで行われ、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車が暫定ポールポジションを獲得。トヨタ7号車が総合2番手に続き、トヨタが1-2体制で1回目の予選を終えた。2時間の予選1回目は現地時間午後10時から行われ、ナイトセッションで実施された。ル・マン24時間レースは、3回の予選セッションが行われ、それら予選3セッション中の最速ラップタイムで決勝のスターティンググリッドが決定する。
予選1回目ではトヨタが速さを見せる。最速タイムはトヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)。中嶋一貴が3分17秒270を記録して暫定ポールポジションに躍り出た。2番手には0.107秒差でトヨタ 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が続いた。タイムは3秒17秒377。ノンハイブリッド勢の最速はNo.17 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERの3分19秒662。4番手には0.283秒差でNo.1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン。ジェンソン・バトンが駆るNo.11 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERの3分19秒662は7番手タイムだった。LMP2クラスNo.48 #48 IDECスポーツ/オレカ07・ギブソンが3分24秒956でトップ。2番手にはNo.28 TDSレーシング/オレカ07・ギブソンが3分26秒246で続いた。GTE Proクラスは、No.91 ポルシェ GTチーム/ポルシェ 911 RSRが3分47秒504でトップ。2番手にも92号車が続いた。GTE Amクラスは、GTE AmクラスはNo.88 デンプシー・プロトン・レーシング/ポルシェ 911 RSRが3分52秒728でトップタイムを記録した。予選は翌14日(木)、更に2回の2時間にわたるセッション(現地時間の午後7時と午後10時開始)でも続けられる。決勝レースのスターティンググリッドはこの3回の予選セッション中最速ラップタイムで決定される。15日(金)はサーキットでの走行が行われず、ル・マンの旧市街でドライバーズパレードが行われる。ファンにとっては決勝レース前にドライバー達と間近に触れ合える楽しみな時間。そして、16日(土)現地時間午前9時からの45分間のウォームアップ走行を経て、同午後3時に24時間に及ぶ長いレースのスタートが切られる。2018年 ル・マン24時間レース 予選1回目 結果(LMP1クラス)順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム18中嶋一貴セバスチャン・ブエミフェルナンド・アロンソTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID3分17秒27027小林可夢偉マイク・コンウェイホセ・マリア・ロペスTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID3分17秒377317ステファン・サラザンイゴール・オルトツェフマテヴォス・イサアキャンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER3分19秒48341ニール・ジャニアンドレ・ロッテラーブルーノ・セナレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン3分19秒66253マティアス・ベシェトーマス・ローレングスタボ・メネゼスレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン3分19秒945610ヘンリク・ヘドマンベン・ハンリートム・ディルマンドラゴンスピード/BRエンジニアリング BR1・ギブソン3分21秒110711ヴィタリー・ペトロフミカエル・アレシンジェンソン・バトンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER3分21秒40884オリバー・ウェッブドミニク・クライハマートム・ディルマンバイコレス・レーシング・チーム/エンソ・CLM P1/01・ニスモ3分21秒505115チャールズ・ロベルトソンミハエル・シンプソンレオ・ルーセルCEFC TRSM Racing/ジネッタ G60-LT-P1・メカクローム3分26秒246236オリバー ローランド アレックス ブランドルオリバー ターベイCEFC TRSM Racing/ジネッタ G60-LT-P1・メカクローム3分30秒339
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