マクラーレンのランド・ノリスが、ドイツのニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)を初めて走行した際のオンボード映像が公開された。ノリスは4月中旬、マクラーレンによるタイヤテスト終了後にマクラーレン750Sをドライブ。全長20.8kmに及ぶ世界屈指の難コースを初体験し、その様子が映像として公開された。
伝説のノルドシュライフェに興奮が止まらない映像では、ノリスが高速コーナーや激しい高低差、そして狭い路面幅を持つノルドシュライフェの特徴に何度も驚きながら走行する様子が映し出されている。F1世界王者であるノリスも、この独特なコースには強い印象を受けたようで、走行中には何度も興奮した声を上げている。また、一般車両や他の走行車両が混在する北コースならではの交通状況にも驚きを見せ、思わず笑ってしまうようなリアクションも収められている。「ずっとコンフォートだった!」まさかの発見今回の走行で最も印象的な場面のひとつは、ノリスが走行途中で750Sのドライブモードが「コンフォート」のままだったことに気付くシーンだ。よりスポーティな設定へ変更していない状態でコースの大半を走っていたことを知ったノリスは、「ずっとコンフォートだった……今までずっと!」と驚きの声を上げた。世界最高峰のドライバーでさえ予想外だったこの出来事は、映像の見どころのひとつとなっている。「今年一番楽しかった経験」ノリスにとって今回の走行は長年の夢だった。数週間後、ニュルブルクリンク24時間レースを前に自身の体験を振り返ったノリスは、その感動を次のように語った。「正直に言うと、今年一番楽しかった経験だった」「グランツーリスモやiRacingで知っていたサーキットだった。誰もが一度は走ってみたいと思うコースだ。レーサーであってもなくても、このコースは本当に特別だ」「この機会を得られたことを幸運だと思う。僕はもう何年もF1にいるし、ニュルブルクリンクには何度も来ていたけど、実際にノルドシュライフェを走ったのは今回が初めてだった」フェルスタッペンの映像も事前研究ノリスは走行前から徹底的にコースを研究していたという。特に参考にしたのが、今年ニュルブルクリンク耐久シリーズやニュルブルクリンク24時間レースへの参戦で話題となったマックス・フェルスタッペンのGTカーでのオンボード映像だった。「コース自体はほとんど覚えていたけど、マックスがGTレースで走ったオンボード映像も全部見た」「GTレースには友人も多いし、長年見続けてきた。実際に自分で走ってみることができて本当に素晴らしかった」「期待していた通りだったし、人々が語る通りのサーキットだった」レーシングドライバーなら誰もが憧れる舞台ノルドシュライフェは「グリーンヘル(緑の地獄)」の異名で知られ、多くのドライバーにとって憧れの存在であり続けている。F1世界王者となったノリスにとっても例外ではなく、長年思い描いていた夢をようやく実現できた一日となった。走行を終えたノリスは、その体験をこう総括した。「本当に素晴らしかった。何年も前からやりたいと思っていたことだったからだ」「レースファンである僕にとって、ノルドシュライフェを走ることは特別な意味がある。それだけに今回の経験は本当に大きなものだった」


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