ランド・ノリス(マクラーレン)は、米『TIME』誌が発表した「2026年 世界で最も影響力のある100人(TIME100)」に選出された。現職の米国大統領ドナルド・トランプらと並び、世界的な影響力を持つ人物のひとりとして名を連ねた。2025年F1最終戦アブダビで初のワールドチャンピオンに輝いて以降、ノリスの評価と影響力は急速に拡大している。競技面での実績に加え、人柄や発信力も含めた総合的な存在感が、今回の選出につながった形だ。
スポーツ界からの選出、政治・文化の大物と肩を並べるTIME100は例年、政治・経済・文化など幅広い分野の著名人が選出されるリストであり、トランプ大統領やローマ教皇レオらといった世界的指導者も含まれている。ノリスはその中で「イノベーター」部門に分類され、スポーツ界からの影響力を象徴する存在として評価された。リストに掲載された100人それぞれには、親交のある著名人が紹介文を寄稿する形式が取られている。パリス・ヒルトンが語るノリスの素顔ノリスの紹介文は、アメリカの実業家で著名人のパリス・ヒルトンが担当した。「私はF1マイアミでランド・ノリスに初めて会ったが、そのエネルギーにすぐに惹かれた」とヒルトンは記している。「彼は明らかに非常に才能があるが、本当に際立っているのはその優しさ、誠実さ、そして地に足のついた人柄だ」「スポットライトのプレッシャーの中でも、彼は常に冷静さを保っている。それは非常に珍しいことだ」「2025年に彼がワールドチャンピオンになる姿を見るのは本当に素晴らしかった。ふさわしい結果であり、大きな瞬間だった」「レースでファンと接する姿も見てきたが、とても特別だ。彼は一人ひとりと向き合う時間を大切にしており、それが本心から来ているのが分かる」「彼は楽しくて温かく、親しみやすい存在だ。努力して頂点に立っても、自分らしさを失わないことを示すことで、多くの人々にインスピレーションを与えている」王者としての実績と“人間性”が評価ノリスは2025年シーズンにおいて、夏時点での34ポイント差を逆転し、チームメイトのオスカー・ピアストリやマックス・フェルスタッペンとのタイトル争いを制して初戴冠を果たした。その過程では、シーズン序盤に抱えていた精神的な課題を乗り越えた点も注目されている。競技成績だけでなく、人間的な側面や発信力を含めた総合的な影響力が、今回のTIME100選出の背景にあるといえる。