アルファロメオF1のロバート・クビサは、WRCへのゲスト参戦へのオファーを断ったことを明らかにした。10年以上前にラリーで致命的な怪我を負ったロバート・クビサは、F1へのカムバックの過程でフルタイムでWRCに参戦していた。ロバート・クビサは、今年ラリーモンツァへの参戦オファーがあったが、アルファロメオF1のリザーブドライバーの役割のため断念することになったと Eleven Sports に語った。
「ある人物に誘われて、彼らも会いたがっていたけど、それについて話すことさえ意味のないことだと彼らに言わなければならなかった」と今年ドイツツーリングカー選手権(DTM)をランキング15位で終えたロバート・クビサは語った。「バーレーンがモンツァラリーと同じ週末でなければ、そこに行くことに誘惑されていただろう。ラリーとレーストラックという非常に興味深い組み合わせだしね」と2014年にモンツァでのイベントで優勝したロバート・クビサは語った。また、ロバート・クビサは2021年のWRCへのフルタイムの転向を除外した。「僕がそれを行うには規律を尊重しなければならない」とロバート・クビサは語った。「すべてを正しい方法でやらなければならないし、それがどれほどの苦痛とエネルギーを必要とするかを僕は知っている。それがどれほど難しいかを理解している人はほとんどいない。だから、シーズン全体でラリーをすることには魅力を感じない」だが、Przeglad Sportowy は、ロバート・クビサをスポンサードするポーランドの石油会社オーレンは、2021年もF1に留まると予想されている一方で、ロバート・クビサのWRCへの復帰に資金を提供する可能性がある報じている。「交渉はかなり進んでいる」と Przeglad Sportowy は情報筋のコメントを伝えた。「ヒュンダイとの会談はすでに行われており、双方が合意に近づいていると聞いている」一方、ロバート・クビサは次のように語る。「今後数週間は、自分の将来、自分が次に何をしたいのかという観点で非常に重要になる」とロバート・クビサはコメント。「自分の好みと優先順位があるけど、何が可能かを見ていく。それがわかったら決定を下すつもりだ」