ヘイキ・コバライネンは、より良いチャンスをオファーされれば、今シーズン末でケータハムを離れることを検討するだろうと述べた。過去にルノーとマクラーレンに在籍していたヘイキ・コバライネンは、表彰台へ上る喜びを知っており、2008年のF1ハンガリーGPでは優勝も経験している。しかし、2010年にケータハムと契約したヘイキ・コバライネンは、優勝やタイトルを争う代わりに、グリッドのミッドフィールドに加わるために奮闘している。
ヘイキ・コバライネンは、チームの準備を上げることに役立ちたいとしばしば語っているが、より強いチームで戦うチャンスを得られるのであれば、それを検討するだろうと認めた。「まだどのチームとも話をしていないし、今のチームとさえ話はしていない」とヘイキ・コバライネンは Sky Sports にコメント。「僕がわかっているのは、今のチームとの契約は今年で終わるということだけだ。でも、現時点で僕に出来ることを最大限に生かせているかちょっと心配になるときもある」「たとえどうなったとしても、現在のチームか他のチームかで、自分をもっと良いポジションに置こうと考えるだろう。でも、僕自身もマネジメントもまだその段階ではない」「真剣にはそれを検討していないし、ちょっと早過ぎると思う。数人のドライバーが列で僕の前にいると思う。ルイス(ハミルトン)やミハエル(シューマッハ)のようなドライバーの状況がどうなるかが、全員に影響を及ぼすだろう」「まだ誰とも交渉はしていないし、誰も僕たちと話をしていない。現時点では自分のパフォーマンスにだけ集中している」「自分のパフォーマンスはいいと思うし、F1パドックで再び調子を見つけられたと思う。今後のためには良いことだと思っている」「チームは結果を出すことをドライバーに期待しているし、今僕にはそれができていると感じている。どうなってもうまくいくだろうけど、将来どうなるか様子をみてみたい」