F1韓国GPの主催者は、2011年にはより良いショーを開催することを誓った。「取り組み続けなければならないことはまだたくさんあります」とF1韓国GPを主催するKAVOのチャン・ユンチョはコメント。開催前に様々な報道がされていたこともあり、F1パドックは概して韓国インターナショナルサーキットの施設、レイアウト、歓迎に感銘を受けていた。
しかし、宿泊施設の不足により、メカニックやリポーターの多くは“ラブホテル”への滞在を余儀なくされ、またインターネット回線などにも問題が生じていた。サーキット自体はFIA当局により整備されたが、周辺の道路には渋滞ができ、決勝スタートに間に合わない観客がいた他、ぬかるんだ駐車場、グランドスタンドが準備されずに他の観戦ポイントへ誘導された観客もいるなど、インフラ周りには大きな課題が残った。「そのような不備をなくし、来年は完璧な準備をするために全力を尽くします」とチャン・ユンチョ代表は述べた。会場を訪れていたFIA会長のジャン・トッドは「今後、そのような問題は解決されると感じている」と述べた。