佐藤公哉が、ザウバーの若手ドライバーテスト参加への意気込みを語った。ザウバー、7月17〜19日にシルバーストンで実施される若手ドライバーテストで、ユーロ・ノヴァからAUTO GPに参戦中の佐藤公哉を起用すると発表。佐藤公哉は、3日間のテスト最終日となる19日に、最新型のザウバーC32フェラーリを走らせる。
佐藤公哉「まず、貴重なチャンスを与えてくれたザウバーF1チームと、僕のF1テスト参加の実現に向けて力を尽くしてくれた皆さまにたいへん感謝しています。F1チームにとってはシーズン途中の非常に大事な時期、しかも最新型マシンを使うという貴重なF1テストに、まだF1経験のない僕が起用され、驚きとともに嬉しさを感じています。19日には僕が丸一日、ザウバーC32フェラーリの開発を担当します。ザウバーF1チームから期待されているのかな? と思うと同時に、多少なりともプレッシャーを感じています。4歳でカートレースを始めて以降、ずっと目標としてきたF1をようやく目の前にはっきりと捉えたと感じています。もちろん、僕にとってはまだ夢の途中です。今回のF1テストでは、ザウバーF1チームの期待どおり、いや期待以上の成果を残して貢献したいですし、この経験や知識を今後に活かしたいですね。そして現在参戦中のAUTO GPでタイトルを獲得し、近い将来にF1レギュラードライバーの座を手にするための足掛かりにしたいと思います」関連:ザウバー、佐藤公哉を若手ドライバーテストに起用