佐藤公哉が、モロッコ・マラケシュで開催されたAUTO GP第1大会のレース週末を振り返った。カンポス・レーシングから2014年のGP2シリーズへ参戦中の佐藤公哉は、4月11〜13日にモロッコ・マラケシュで開催されたAUTO GP第1大会に参戦し、5番グリッドからスタートしたレース1で優勝、8番グリッドからスタートしたレース2で2位となり、ドライバーズ選手権で早速ランキング首位についた。
なお、佐藤公哉は4月19〜20日にフランス・ポールリカールで開催されるAUTO GPにも参戦する予定となっている。佐藤公哉「今回のAUTO GP参戦はGP2第1大会からGP2第2大会まで約1ヵ月の空白期間、実戦感覚を継続的に磨き上げることが目的でした。また、GP2第3大会は市街地コースのモナコです。サーキットの特性は異なりますがマラケシュも同じ市街地コースですし、部分的にせよモナコのレースを想像しながら走りました。具体的には荒れるだろうレースで、いかに最後までコースに留まってチェッカードフラッグを真っ先に受けるか? マラケシュのレース1は周囲のライバルが次々に脱落し、気がついたら自分が優勝していました。レース2はレース1の結果に基づきリバースされて8番グリッドからのスタートでしたが、早めに3番手までポジションアップできました。ところが先行する2番手のドライバーを抜きあぐね、ようやく2番手へ上がったら首位のドライバーは遥か先へ逃げていました。もう少し早く、仕留めておかなければいけませんでした。それでもAUTO GP第1大会では、課題も収穫も明確になりました。次のAUTO GP第2大会では、もっと良い結果を残したいと思います」
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