ケビン・マグヌッセンは、2017年のドライバーを決めようとしないルノーに苛立ちを感じていると語る。ルノーはまだ2017年のドライバーラインナップを発表しておらず、ケビン・マグヌッセンもチームメイトのジョリオン・パーマーも来年のグリッドに残れるかどうかわからない状態となっている。ルノーに関しては、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレスの移籍話も出ており、マノーでF1デビューを果たしたエステバン・オコンにも可能性が出ている。
ケビン・マグヌッセンは、2014年にフェルナンド・アロンソの加入によってマクラーレンのシート喪失を経験をしている。今の状況に神経質になっているか、それともリラックスしているかと質問されたケビン・マグヌッセンは、当時のマクラーレンの状況の方が今よりも精神的に楽だったと語り、確証が得られない現状に苛立っていると認めた。 「マクラーレンの状況の方がある意味楽だった。あの時はまだシートがあると思っていたからね。少なくともそのはずだった」とケビン・マグヌッセンはコメント。「シートは大丈夫だと言われていたので、最後の2戦くらいまではあまり心配していなかった。だから、シーズンのこの段階ではすごく安心していた。でも正直、そんなに大きなストレスは感じていない」 「確かに少しはフラストレーションがあるけどね。この2戦の間に決まればいいなと思っていたけど、そうはならなかったし、思ったより時間がかかりそうだ」「将来のことがわかるのはありがたいし、もしそうなったらもう少しリラックスできるんだけどね。現状はそうではない。まあ、仕方ないことだけどね」ケビン・マグヌッセンはルノー代表のフレデリック・ヴァッサーと自身の2016年パフォーマンスについて話したと語る。そこにはチームにとって唯一となるロシアでのポイントフィニッシュも含まれている。ケビン・マグヌッセンは、2017年のシートを獲得するためにこれ以上自分ができることは限られていると語る。「彼に尋ねたんだ。そうしたら、“私には文句を言うことはできない”と言われた。それが本当かどうかはわからないけどね。僕はベストを尽くしているし、最高の力を出している。これ以上はできないだろう。どうなろうとも僕は振り返って全力を出し尽くしたと言える。それで足りることを祈るだけだ」
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