予選107%タイムを達成できず開幕戦に出場できないナレイン・カーティケヤンは、HRTは次戦マレーシアGPでも苦労するだろうと述べた。ナレイン・カーティケヤンとペドロ・デ・ラ・ロサは、予選Q1の最速タイムの107%以内のラップタイムを記録することができず、開幕戦出場の許可を得られなかった。ナレイン・カーティケヤンは、彼のマシンのDRSが機能していなかったことを明らかにし、大きな不利となったと述べた。
「DTSが動いていなかったし、パワーステリアングにも問題を抱えていて、簡単ではなかった」とナレイン・カーティケヤンはコメント。「DRSだけでコンマ9秒の価値があるし、実質的にパワーステアリングがなければ、運転するのはほぼ不可能だ。ハイドロリックが熱くなって、流体の粘性が薄まったんだと思う」ナレイン・カーティケヤンは、来週のマレーシアGPもチームにとっては難しいだろうが、第3戦中国GPでは問題ないだろうと考えている。「マレーシアはかなり難しくなるだろう。ずっと暑くなるだろうし、僕たちにはすでに冷却のあるので、とても厳しいだろう。戯言は言いたくない。とても難しいだろうね」「HRTの新車ついて間違った印象を持っていた。問題があるだろうとは思っていたけど、大丈夫だと思っていた。間違っていたよ」「長期的な問題だとは思っていたいけど、マレーシアで同じ状況になっても驚きはしないだろう。このような状況での連戦はほぼ不可能だ。いくつか小さい改善策はあるけど、ハイドロリックの作業は途方もない仕事だ。一晩ではどうにもならない。中国までにはOKになるはずだ」