小林可夢偉とザウバーとの間には2011年の契約がすでに成立しているとドイツの Auto Motor und Sport とフィンランドの Turun Sanomat が報じた。F1ベルギーGPで17番手からスタートした小林可夢偉は、8位でフィッシュし、今シーズン5度目の入賞を果たした。チーム代表のペーター・ザウバーも「可夢偉は非常に難しいコンディションのなか、後方からのスタートだったにも関わらず、またしても非常に落ち着いて素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた」と可夢偉を絶賛した。
しかし、ペドロ・デ・ラ・ロサが座るもう一つのシートは話は別のようだ。デ・ラ・ロサは、予選でクラッシュし、レースでも事故を起こすなどベルギーではさえない週末を送った。レース後の声明でも、ペーター・ザウバーはデ・ラ・ロサには触れなかった。2011年のザウバーのシート候補には元BMWザウバーのドライバーで現在ピレリの開発ドライバーを務めているニック・ハイドフェルドの名前が挙げられている。スパ・フランコルシャンには姿をみせなかったニック・ハイドフェルドだが、2011年のタイヤ開発中はピレリからメディアと接触しないように指示されているとみられている。関連:小林可夢偉、2011年もザウバー残留が決定 - 2010年9月7日
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