小林可偉偉が、ブラジルGPでF1レースデビューを飾ることが決定した。パナソニック・トヨタ・レーシングは、日本GP予選での負傷のため、ティモ・グロックがブラジルGPを欠場し、代わりに小林可夢偉が参戦することを決めた。ティモ・グロックは当初、日本GP予選中の事故で、左足の小さな切り傷を負ったと診断されたが、その後ドイツで受けた検査で、脊椎が損傷していることが判明。医師の診断により、ティモ・グロックのブラジルGPへの参加を見合わせることとした。
本日、お台場で行われているモータースポーツジャパンの会場でトヨタF1チームの山科忠代表が正式に発表。中嶋一貴、小林可夢偉とともに壇上にあがった山科代表は「TDPドライバーで1-2フィニッシュを飾って欲しい」と両ドライバーにエールを送った。最終戦となるアブダビGPにティモ・グロックが参戦するかは、後日決定する。ジョン・ハウエット:TMG社長「ティモの欠場については、明らかに、チーム全員、非常に残念に思っており、同情している。一日も早い回復を願う。最初の診断の結果では、ティモがブラジルに戻ってくることを大いに期待したが、残念なことに、他の負傷が見つかり、それがかなわない。ティモは回復のためにドイツに残る。現時点では、状況ははっきりしないが、アブダビまでにグロックの回復を願うばかりだ。可夢偉の起用は自然な選択で、鈴鹿で、彼は、役目をしっかりと努められることを証明した。可夢偉にとっては大変な仕事になるが、チームは全面的に彼をサポートし、可夢偉は思いがけない出走のチャンスを最大限に生かそうとモチベーションを高めている」
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