2021年のF1日本GPを開催するか否かの決定は、東京オリンピックが終了する前に行われると海外メディアが報じられている。10月10日の鈴鹿サーキットでのF1日本GPへの疑念は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念により、首都圏とその周辺でのオリンピックイベントの無観客での開催が決定したことで、さらに激化している。
ただし、サッカー、野球、サイクリングなどが開催される国内の他の地域の会場では、最大10,000人または50%の収容人数のいずれか少ない方の観客を収容できる。鈴鹿サーキットは、東京から約400キロ離れているが、F1日本GPを開催する場合には無観客で開催しなければならない可能性が高まっているようだ。観客が許可されない場合、鈴鹿サーキットの所有者であるホンダにF1から徹底する前の最後のホームレースを空のスタンドの前で続行するかどうかの決定権が与えられており、その決定はオリンピックの第2週目である8月1日の“F1ハンガリーGPの翌週以内”に行われるとイタリアの Motorsport.com は報じている。また、F1日本GPが2年連続でキャンセルされた場合、9月26日のロシアGP、10月3日のトルコGPとトリプルヘッダーは、ダブルヘッダーになり、10月24日のF1アメリカGPが同じく中止の可能性があるF1メキシコGPの枠でダブルヘッダーを行うと考えられている。さらに11月7日のF1ブラジルGP開催への期待は低く、すでに中止が決定しているF1オーストラリアGPとともにキャンセルが決定した場合、追加のレースを開催するために11月29日にバーレーンに向かう可能性があるとしている。つまり、シーズン最後の3レースはすべて2年連続で中東で行われ、12月5日に新しいサウジアラビアグランプリが行われ、1週間後にアブダビでフィナーレが行われる。F1は今年、常に23レースを目指してきたが、日本、メキシコ、ブラジル、オーストラリアのすべてが中止になった場合、米国とバーレーンでの2回目のイベントが追加されたとしても、それは事実上不可能になる。