2025年F1イタリアGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。9月7日(日)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリの決勝レースが行われた。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は11位でポイントを逃し、ハースのオリバー・ベアマンは接触の影響で12位。角田裕毅(レッドブル)はローソンとの接触でフロアを損傷し、悔しい13位に終わった。
レーシングブルズのリアム・ローソンは14位、ハースのエステバン・オコンが15位。アルピーヌ勢はピエール・ガスリーが16位、フランコ・コラピントが17位に沈み、アストンマーティンのランス・ストロールは18位に終わった。さらにフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はサスペンション故障でリタイア、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は油圧トラブルでスタートすら切れず、厳しい週末となった。11位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)「今日は難しい一日だった。ミディアムスタート組の最後尾からだったから戦略的にはあまり余地がなかった。第1スティントを引っ張ってハードに履き替え、タイヤ差を作って良いリカバリーをしていたけど、オリーとの接触でマシンを壊してしまった。それ以上はどうすることもできなかった。良いポイントを逃したのは辛いが、速さはあるし、バクーで巻き返すためにベストを尽くす」12位:オリバー・ベアマン(ハース)「正直、本当に悲しい。今日のクルマは素晴らしかった。ストレートでは遅かったけど、全力で戦った。カルロスとの接触がなければポイント争いができたと思う。大きな残念だ」13位:角田裕毅(レッドブル)「週末のスタートがとてもポジティブだっただけに、レースで大きなフロアダメージを負ってしまったのは本当に残念でした。本来ならポイントを争えていたはずなのに、ダメージを負ってからはペースがまったく出ませんでした。良かった点としては、今日はショートランの方が良かったこと、そして昨日のQ2でマックスと本当に近いタイムを出せたことです。僕たちはレースごとに前進できていると思います。もちろん失望は大きいですが、前向きに考えて、自分を信じて戦い続けなければなりません。マックスには新しいフロアが導入されましたが、僕にはそのアップグレードがなかった中で、予選で最大限のパフォーマンスを引き出せたことはうれしく思います。今はシーズン残りに集中して、これまでの進歩を維持することが重要です。最後に、マックスとチームにおめでとうと言いたいです。久々の優勝はシーズンの大きな成果で、次のバクーに向けて素晴らしい締めくくりになりました」14位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「最後尾スタートで厳しいレースだった。違う戦略を試したけど、うまくいかなかった。数台が新品タイヤで僕たちの前に出てきて、彼らの後ろに詰まってしまい、本当に悔しかった。もしあの集団を抜けられていれば楽な展開になったはずだ。クルマは速かったから、ノーポイントで終わるのは残念だ。自分の側では週末を最大化できなかった。でも、見た目ほど悪くはない。バクーで流れを変えたい」15位:エステバン・オコン(ハース)「チームとして違うことを試そうとした。タイヤはラップごとに良くなっていたから、ピットに入ってすべてを失うよりは引っ張る方を選んだ。不運にも予選が良くなかったせいで後方からのスタートになった。週末から良い学びはあったし、次はもっと強く戻ってきたい」16位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)「今日が厳しいレースになるのは分かっていた。ペースがなく、あまり前進できなかったから、退屈で長いレースになってしまった。僕たちは最善を尽くしたけど、最終的に17位。次は何を改善できるか見極めたい。目標は変わらない。経験を積み重ねて進歩する方法を見つけること。次戦に向けて準備を整えたい」17位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「新しいパワーユニットを入れたのでピットレーンスタートになった。そこからは厳しいレースになると分かっていた。ハードでできるだけ長く走り、セーフティカーや赤旗を期待したけど、今日は大きなアクシデントがなかった。今のクルマではポイントに入るのはとても難しい。チームは全力を尽くしているし、良い一体感がある。簡単ではないけど、ベストを尽くして一戦一戦に挑んでいく」18位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は厳しいレースになると分かっていた。第1スティントを引っ張って何ポジションか上げられたけど、終盤のピットストップで信頼性の問題が出て18位になった。タイミング良くセーフティカーが出ればポイントを狙えたけど、そうはならなかった。今は調査して、2週間後のバクーに備える」DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「レースは順調だったし、ポイント争いもできていた。スタートも良くてピットストップも良かったのに、サスペンションの故障でリタイアしなければならなかった。週末ずっと同じように縁石を使っていたのに、運が悪かったんだと思う。これで今季4回目のDNFになったのは残念だし、チャンピオンシップのポイントを失ったのは痛い。ここ数戦は競争力が増しているので、残りのシーズンで巻き返したい」DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)「スタートすらできないのは本当にフラustratingだ。フォーメーションラップで油圧系の問題が出てリタイアを強いられた。詳細を調べる必要がある。ただ、クルマには確実に速さがあることは見えたし、それは励みになる。モンツァはオーバーテイクが難しいから、どこまで行けたかは分からないけどね。ポジティブな点としては、ガブリエルがまたポイントを獲得したことだ」
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