ムジェロ・サーキットが、フェラーリF1の1000回目のレースを開催するために第9戦としてカレンダーに組み込まれることでF1との間で合意に達したと Auto Motor und Sport が報じている。今週水曜日、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ムジェロ・サーキットが2020年のF1世界選手権でグランプリデビューする可能性が“かなり高い”と RaceFans に語っていた。
Auto Motor und Sport によると、モンツァでのF1イタリアGPの1週間後となる9月13日にムジェロでレースを開催することについてサーキット側とF1上層部ですでに取り決めが行われたという。この報道が正しければ、2連戦として予定されていたスパ・フランコルシャン、モンツァにムジェロが加わり、今季3回目の3連戦が開催されることになる。そして、モンツァで999戦目を迎えるフェラーリF1は、ホームサーキットであるムジェロで1000回目のグランプリを祝うことができる。フェラーリF1は6月23日(火)にムジェロ・サーキットでプライベートテストを実施。セバスチャン・ベッテルは「ムジェロはF1グランプリを主催するに値すると思う。8年間運転していなかったので、トラックに慣れるまでに数周かかったけど、本当に楽しかった」と語っている。イタリアでのレースに関しては、イモラ・サーキットも候補に挙げられており、同サーキットのウベルト・セルヴァティコ・エステンセ会長はモンツァ・ムジェロ・イモラでの“イタリア3連戦”が開催される可能性があると語っていた。しかし、情報筋によると、イタリアで3つの別々のレースが予定はないという。イモラ・サーキットはグレード1ライセンスを更新しているが、ピットレーンに対して懸念があるとされている。代替サーキットとしては、ドイツ・ホッケンハイムとポルトガル・アルガルベも候補として報じられている。最新の噂では、9月27日にホッケンハイムがロシアに代わってグランプリを開催し、10月4日にアグガルヴェを訪問することになるとされている。
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