レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーは、2026年F1ハンガリーGP初日の走行を終え、フェラーリに対抗するには「かなりのラップタイム」を見つける必要があると認めた。ハジャーはフリー走行1回目で4番手につけたものの、風が強まったFP2ではマシンバランスの把握に苦戦して6番手に後退。ロングランには一定の手応えを示した一方、予選を見据えた1周のペース不足を課題に挙げた。
FP1からFP2にかけて状況が悪化ハンガロリンクは金曜日の走行開始時点で路面がほこりっぽく、多くのドライバーがグリップ不足に苦しんだ。それでもハジャーはFP1でシャルル・ルクレールから0.922秒差の4番手を記録し、まずまずのスタートを切った。しかしFP2では風が強まり、マシンのバランスを安定させることがさらに難しくなった。「FP2はかなり難しかった。FP1でも十分に厳しいと思っていたけど、FP2では風の影響でもっと悪くなった。セットアップを変更したけど、その効果をきちんと読み取るのが難しい」「マシンに乗った瞬間から、ある程度はうまく機能している。ただ、フェラーリは常に僕たちより強い。今夜、かなりのラップタイムを見つける必要がある」「ロングランはかなり良さそうだったけど、1周のペースが足りていない」フェラーリはFP1でルクレールが最速タイムを記録し、FP2ではルイス・ハミルトンがトップに立った。2台が両セッションで速さを示したことで、ハンガリーGP初日の段階ではフェラーリが明確な基準となっている。「フェラーリは常に強い」予選ペースに警戒ハジャーは、低速から中速コーナーが連続するハンガロリンクでは、フェラーリが競争力を発揮すると事前に予想していたと説明した。「こういうサーキットでは、フェラーリが速くなることは分かっていた。現時点では、メルセデスが目を覚ますのを待っているような状況だと思う」「いつものようにマクラーレンともかなり接近した戦いになると思う。今の僕たちの立ち位置はそこだ」レッドブル・レーシングは前戦ベルギーGPで、マックス・フェルスタッペンが表彰台を獲得。ハジャーもパワーユニット交換によるグリッド降格で21番手からスタートしながら、6位まで順位を上げる追い上げを見せた。しかし、高速区間の多いスパ・フランコルシャンとは性格が大きく異なるハンガロリンクでは、RB22の弱点が再び表面化している。ピエール・ワシェ「フェラーリが倒すべきマシン」レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターを務めるピエール・ワシェも、初日のマシンの状態は目標から遠いと認めた。「我々は本来いるべき位置にも、望んでいる位置にもいない。ドライバーたちはマシンバランスに満足していない」「金曜日のこのサーキットは明らかにグリップが非常に低かった。路面のバンプもマシンバランスを乱している」ワシェは、フェラーリが特定のコーナーや1周のアタックで優位に立つことは想定していたと語る。「フェラーリがここのいくつかのコーナーで最速になること、特に1周のパフォーマンスで優位に立つことは予想していた」「ロングランでどのような状態なのかはこれから確認する必要があるが、現時点でここで倒すべきマシンはフェラーリだ」レッドブル・レーシングにとって、決勝ペースには一定の希望が残されているものの、予選でフェラーリやマクラーレンと争うには改善が不可欠となる。ハジャーとチームは金曜日夜のデータ分析を通じて、風やバンプの影響を受けやすいRB22のバランスを整え、1周のペースを引き上げる必要がある。
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