2011年のインディジャパンが、ツインリンクもてぎのロードコースで開催されることが決定した。ツインリンクもてぎを運営するモビリティランドは、インディジャパン 300マイル(9月16日〜18日)の開催コースがスーパースピードウェイからロードコースに変更になったことを発表。ツインリンクもてぎは、震災によりオーバルコースの地盤に沈下や隆起が発生。インディカー・シリーズを統括するIRLと協議した結果、ロードコースへの変更という判断に至った。
インディジャパンは、今年で終了し、その13年の歴史に幕を閉じることが決定している。ランディ・バーナード (IRL会長)「モビリティランドと共に、我々はここ数ヶ月に渡り色々と日本の現況、事情などに注視し、状況を見守ってきた結果、モテギでのレース開催を予定通り行うという決断に至りました。 そして数々のオプションを検討し、今回のレースをロードコース開催とすることがベストであると思いました。日本が復興へ向けて着実に進んでいることが分かり、こうして初のロードコース開催を通じて、モテギに来場する日本の根強いファンの皆様に、是非喜んでいただきたいと思います」大島裕志 (モビリティランド取締役社長)「このたび、インディジャパンをロードコースに変更して開催することを決定いたしました。復旧工事によるオーバルコース開催も検討いたしましたが、大掛かりな土木工事を実施することによる社会的影響、改修後のコースの安全性、またそれに伴う費用など様々な要因があったため、IRLと協議し、総合的に判断させていただきました。 震災による被害とは言え、今年で最後となるオーバルコースでの高速バトルを心待ち頂いたファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。ロードコースでの開催によりレース距離なども変更となりますが、ファンの皆様には新たな魅力としてお楽しみいただけるよう、万全の準備を進めてまいります」
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